Nichiren・Ikeda
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昭和三十二年(十一月)
「若き日の日記・下」(池田大作全集第37巻)
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24 十一月三十日(土) 晴
月例本部幹部会。品川公会堂。
先生、遂にお見えにならず。いよいよわれらは、大使命に立たねばならぬ。先生の灯した広布の松明を掲げて。断じて幹部らは学会を私してはならない。
帰り、目黒のお宅へ、お見舞いにお寄りする。お元気なお姿に安心す。しかし、大地を揺さぶる、生命力の衰えゆく姿。悲しみ深し。
奥様の揮身の看病に、胸打たる。先生宅の質素にも、心打たる。
帰宅して、妻とともに、先生宅のことを、おそくまで語る。清らかに、子供らしく。