Nichiren・Ikeda
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昭和三十二年(九月)
「若き日の日記・下」(池田大作全集第37巻)
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5 九月三十日(月) 雨
雪ハ笠檐二灑ギ 風ハ袂ヲ捲く
呱々 乳ヲ索ムルハ 若為ナル情ゾ
他年鉄拐峯頭ノ嶮
三軍ヲ叱咤スルハ 是レ此ノ声
好きな人物──源義経──を詠じた詩。
戦記物を、読むとと、しばしば。
明日より、空澄みゆく十月。
一日中小雨‥‥M君のことを、本部へ、先生に、お願いに行く。先生、快諾してくださる。嬉し。
六時十五分より、品川公会堂にて、本部幹部会。目覚ましき前進の実相。
帰り、堺支部長、T夫妻、自宅に来る。楽しく、未来の支部の建設を、語り合う。種々、作戦を教ゆ。
妻、三児の母となるか。身も重く、責任も重し。子らを、立派に成長させながらの──社会革命、宗教革命。