Nichiren・Ikeda
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昭和三十二年(三月)
「若き日の日記・下」(池田大作全集第37巻)
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2 三月十九日(火) 晴時々曇
昨日の、夜行列車の疲れ、多々なり。
身体、だるくて、苦し。一日中‥‥。
平凡な日は、嫌だ。宿命の打開とは、難題である。
新しき、生命の胎動で、立派になった姿を、先生に、見ていただきたい。
午後より、先生と共に、A君の結婚式に、出席。諸天も、祝福あれ。
式後、大阪参院選のことで、種々、厳しき指導あり。厳父の、叱責にも似て。
帰り、Z氏らと映画「花は嘆かず」を観る。渋谷にて。あまり面白からず。
静かにして、豊かな、幸せの、わが家。
唱題に‥‥力湧き出づる思いあり。
一、弁解せぬ、人生であれ
一、堅実なる、人生であれ
一、健康なる、人生であれ
今日も、青春の日、一日終わるか。
3 三月二十七日(水) 快晴
朝、腹痛にて、起きられず。
妻、大変に心配し、医者をと‥‥。午後より、出勤。病魔‥‥先生に、心配かけ、申し訳なし。
四時より、先生と、B店の、落成式に出席。終わって、T君の結婚式へ。品川の妙光寺に臨む淋しい、式典であった。
帰宅、八時少々過ぎる。横になりながら、大阪の参院補欠選の、作戦を、じっくり練る。
統計的には、落選間違いなし。″石に立つ矢の例あり″の、闘争しかなし。
祈ろう。。戦おう。開とう。拓き進もう。