Nichiren・Ikeda
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昭和三十年(九月)
「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)
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12 九月三十日(金) 晴後曇
蒸し暑き一日であった。
天候の作用は、万事を動かす。況んや、人体は敏感である。
参謀会議―――本部、六時招集。
全く、結論が出ぬ。各人、各様な主張。大使命、大目的を、忘れ勝ちになっている、力のみの各人の意思。先生の下だったら、早く結論も出ることだろうに。―――
それが恐ろしい。それでは、先生より託された、参謀会議の意義は、最早、なしだ。
続いて、常在寺へ。
緊急輸送班会である。学会の、陰の任務。この人達を、大幹部は、大事にすべきだ。
帰り、T宅へ。地区部長会、出席。
人の心は、常に変わる。自己が、強くなることだ。
南無妙法蓮華経。