Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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昭和二十九年(八月)  

「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)

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11  八月三十一日(火) 雨一時曇
 涼しい一日であった。
 皆より、野菜を食べるよう注意受ける。その通りだと思う。
 薬より、毎日の食事栄養が最も身体に影響あることは、道理として納得できる。
 六時三十分―――豊島公会堂にて本部幹部会。
 続いて、常在寺に於て大幹部会。
 最高幹部が、もっと全体の幹部の意見を聞いてゆくようにならねば―――と心配する。理事室の、一段の成長を期待して止まぬ。
 帰り、Z氏と、とくと語る。少しは、わかったことであろう。情けない、弱き人だ。実に見損なった。
 帰宅、午前零時を過ぎる。明日より九月だ。
 静かな、日本の秋がやって来る。春の到来と同じく、秋の到来は、懐かしきものだ。日本的である。秋は、日本的なものの究極といえよう。

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