Nichiren・Ikeda
Search & Study
昭和二十八年(四月)
「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)
前後
1 四月七日(火) 曇
一日中、身体の具合悪し。苦しい一日であった。健康を欲するのみ。
世界は、激しく動く。未だ、学会は、世界にとって、塵の如き存在かも知れぬ。而し、十年、二十年、否、三十年後を見よ。必ずや大聖人の大生命哲学が、輝き渡ることであろう。それまで、戦わねばならぬ。それまで、進まねばならぬ。責務と使命ある吾等は。―――
第三回目の、『三国志』読了。
2 四月八日(水) 晴
部隊長会議。九時三十分まで。
十九日の総会の準備を、打ち合わせる。一段一段とすべて充実して来た模様なり。
四月、
花は咲き乱れぬ
そして、風と共に散りゆきぬ。
四月、
若人の心の花よ咲き薫れ
若人の前進の歌も、舞いゆかん。
四月、
青春の月、若人の月。
四月
青年の月、人生謳歌の月。
四月
ホイットマンも、ゲーテも、
ミルトンも、ダンテも、
みな、心より歌い、戦い、
悩み、進みしは、四月
夜、読書。