Nichiren・Ikeda
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昭和二十六年(三月)
「若き日の日記・上」(池田大作全集第36巻)
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22 三月三十一日(土) 晴
三月も終わんぬ。喜怒哀楽を繰り返し、あっと云う間に過ぎ去ってしまう。将来、十年、二十年、三十年先も、瞬間のうちに終わってしまうような気がしてならぬ。
時間を、一日を、大事にしなくてはいけぬ。その大切にする内容が、又問題となるわけだ。
信念も、基準もなく、批判のみしている人が、賢明に見える社会である。信念、基準を持てる人は、一往、受け身になるようなれど、結局は強く、幸福であることを忘れてはいけぬ。
理念を持し、進む者は強し。王者の帆に打ちあたる風波は、一番強烈なのだ。恐るるな。恐るるな。
蒲田関係の指導員会議。K宅。
帰宅、十二時三十分。
T氏の赤児亡くなったとの連絡有り。