Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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衆見我滅度。広供養舍利。‥‥  

講義「方便品・寿量品」(池田大作全集第35巻)

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9  創価学会は霊山一会厳然未散の姿
 また、広く言えば、日蓮大聖人の門下として、異体同心で広宣流布に向かって進んでいる創価学会の姿そのものが、「霊山一会厳然未散」と言えます。
 戦時中、戸田先生は、獄中において法華経の虚空会の儀式に地涌の菩薩として参列している体験をされました。この獄中の悟達は、「霊山一会厳然未散」を身をもって体験されたものと言えます。そして、この時の先生の地涌の使命の自覚こそ、戦後の創価学会の発展の原点となったのです。
 かつて日淳上人は、戸田先生亡きあと、心を一つに前進を誓った私たちの姿を見て、「全く霊山一会厳然未散と申すべきであると思うのであります。これを言葉を変えますれば真の霊山で浄土、仏の一大集りであると私は深く敬意を表する次第であります」(『日淳上人全集』)と述べられたことがあります。
 創価学会は、まさしく「霊山一会厳然未散」の姿そのものの、崇高なる仏子の集いであります。学会は、霊山の儀のままに、久遠の誓いを果たそうと、末法の衆生の救済のために出現した、地涌の菩薩の集いであり、私たちは、久遠からの三世の同志にほかならないのです。

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