Nichiren・Ikeda
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自我偈の意義
講義「方便品・寿量品」(池田大作全集第35巻)
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7 「生命の詩」を口ずさみ、ヒマラヤのごとく堂々と
ネパールを訪問した折(一九九五年)、カトマンズ郊外のヒマラヤの見える丘で、地元の村の子どもたちと語り合いました。皆、利発で、かわいかった。曇りなき、輝く瞳をしていました。私は、子どもたちに語りました。
「仏陀は、偉大なヒマラヤを見て育ったんです。あの山々のような人間になろうと頑張ったのです。堂々とそびえる勝利の人へと、自分自身をつくり上げたのです」
ヒマラヤのごとく堂々たる自身を築け──これが仏法の心です。また、必ず、そうした「勝ち誇る自分自身」になれるのです。さあ、楽しく、歌を歌いながら、快活にが″生命の詩″を口ずさみながら、悠々と、堂々と前進しましょう! 最高の自分の人生のために、人びとの幸福のために、世界の平和のために。
その皆さまの「振る舞い」そのものが、三世永遠に輝く「大いなる自分自身の賛歌」なのです。