Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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諸子於後。飲他毒薬。‥‥  

講義「方便品・寿量品」(池田大作全集第35巻)

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7  尊き同志の「更賜寿命」をつねに祈念
 寿量品の次の分別功徳品では、こう説かれています。
 「寿量品で説かれた仏の永遠の寿命を聞いて、信受した人々は、未来において、長寿で、多くの人々を救います」(法華経五〇五ページ)と。
 また大聖人は、「法華経の行者は久遠長寿の如来なり」と仰せられている。正法を弘めようという決意の人、広宣流布への使命を自覚した人が、すなわち「長寿の如来」なのです。
 その人でなければ救えない人がいる。だからこそ、あの人も、この人も、かけがえのない使命の人です。その使命を存分に果たすまで、永く永く生きていただきたい。一人でも多くの人に妙法を教えて幸せにしてあげたい。だからこそ一日でも永く生きたい──その真心が寿命を延ばし、その使命感が生命力を増します。
 だからこそ、広布に生きぬく人は、生命の奥底から輝いている。はずんでいる。同じ一生でも、広布に生きぬく人生は、何倍、何十倍、何百倍、何千倍も価値がある。それ自体が長寿なのです。また、広宣流布の途上に逝いた方々も、すでに次の新たなる使命の人生を開始されていることは間違いありません。
 尊い使命の皆さま方が、いついつまでもお元気で、いついつまでも若々しく、希望に満ちた「更賜寿命」の人生をと、私は朝に夕に、つねに祈っております。

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