Nichiren・Ikeda
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諸善男子。如来所演経典。‥‥
講義「方便品・寿量品」(池田大作全集第35巻)
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6 信心の労苦は″仏・菩薩の振る舞い″と輝く
大聖人は仰せです。「只妙法蓮華経の七字五字を日本国の一切衆生の口に入れんとはげむ計りなり、此れ即母の赤子の口に乳を入れんとはげむ慈悲なり」と。
大聖人の御精神を拝し、「慈悲」の行動に励む皆さま方の毎日──それは、現実には悩みや労苦の連続であるかもしれない。皆さんのその尊い苦闘を、私はだれよりも深く知っているつもりです。
しかし、一切を「或示己身。或示他身」という「仏・菩薩の振る舞い」と輝かせていけるのが、この信心です。悩んだ分、戦った分だけ、功徳は全部、自分に返ってくる。
「皆な実にして虚しからず」です。仏法には、絶対に無駄はありません。ある時は悩み、ある時は凱歌の声を響かせながら、どうか私と共に、広宣流布の栄光のストーリーを演じきっていこうではありませんか。