Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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名古屋の土地柄  

1973.1.14 「随筆 人間革命」「私の履歴書」「つれずれ随想」(池田大作全集…

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2  戸田先生が名古屋へ第一回の指導に来られたのは、昭和二十七年(一九五二年)八月十一日。
 その名古屋の土地柄に対して、ふと、こんなことを話されたことがある。
 「たしかに名古屋は、偉大なる田舎であるという表現はピタリだ。排他性があることも事実だ。伝統、風習というものを批判してもはじまらない。心の世界は、慈悲ぶかい心で接すれば、いくらでも変化するということを忘れてはならない。
 ともかく、東京から行く人は心から礼儀正しく、心から粘り強さをもって接することが大切。いささかたりとも、高圧的な態度をとれば、愛知の幸福は失敗してしまう」と。
 ともあれ、愛知は、第二章の上昇期の先駆を切っている。長い長い苦労の旅路であったにちがいない。しかし、愛知の友は、すべてに勝った。陸続と、少年が、青年がつづいている――そう胸に祈りながら、伸一たちは夜行列車の人となった。
 『人間革命』を途中で休載させていただき、胸のなかがいつも苦しい思いである。いっぺん休むと、加速度を与えるのに資料の点検等になかなか調子がのらないものである。
 法悟空はなんとかやっと時間を見つけながら、三回分ほど、担当のJ君に渡すことができた。もう少し貯めてから、余裕をもって開始したいと思うので、もう少し時間をいただきたい。……

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