日蓮大聖人御書|池田大作著書|御書検索|スピーチ検索

4 　私はあの明るく還しくナイーブで、しかし、かみしめると孤影がにじみでてくるようなエドワード・ケネディ氏の面影を心の中で反芻してみる。短時間ではあったが、氏のリーダーとしての天性の片鱗をうかがい知った出会いであった。未来の空に羽ばたきゆく不死鳥のような輝きと、兄たちから継承した「ケネディの遺産」を背に、寂寞と一人歩みゆく者の孤高の影と――。そんな光と影の交錯を思う。そして人びとの期待に応えうる重厚な指導者へと、人間完成の道を歩んでいってもらいたいと願っている。