Nichiren・Ikeda
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香港の社会教育者 エリオット女史
「私の人物観」(池田大作全集第21巻)
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5 ユーモアの国イギリスの喜劇に、四人の男が登場してうそつきの大会を開き、「私は、いまだかつて癇癪を起こした女性を見たことがない」と言った男が第一位になる話がある。しかし、慎みと品位のなかに情熱と勇気と粘りを満々とたたえたエリオットさんを見たならば、この優勝者は、別の男になっていたにちがいない。
エリオットさんと同じ名の英国の詩人T・S・エリオットが、今日の世界を「荒地」の世界と名づけたが、わがE・エリオットさんは「荒地」を「緑地」にするために、きょうも笑顔で人に尽くされていることであろう。エリオットさんは、人を大切にする人である。