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日蓮大聖人・池田大作

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6 童話と性格形成  

「21世紀への人間と哲学」デルボラフ(池田大作全集第13巻)

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14  グリム兄弟
 ともにドイツの言語学者、文献学者。兄弟の編著として『ドイツ語辞典』『子どもと家庭の童話集』(グリム童話集)が有名。兄ヤコブ・グリム(一七八五年―一八六三年)は、言語学に「グリムの法則」を立てるなどゲルマン語の基礎をつくる。弟ヴィルヘルム・グリム(一七八六年―一八五九年)は、兄と同じくベルリン学士院会員。著作に『ドイツ英雄伝説』など。
 ハインリッヒ・ホフマン
 (一八〇九年―九四年)ドイツの精神科医、作家。自分で挿し絵を入れた童話絵本『乱髪頭のペーター』を出版。
 ジャン・パウル
 (一七六三年―一八二五年)ドイツの作家。作品は『巨人』など全集六十五巻におさめられ、小説、文学論、教育論と多方面におよぶ。
 フリードリッヒ・シュライエルマッハー
 (一七六八年―一八三四年)ドイツの哲学者、神学者。近代プロテスタント神学の祖とされる。著書に『宗教論』他。
 エレン・キィ
 (一八四九年―一九二六年)スウェーデンの社会思想家、女流作家。男女同権思想にもとづいた児童教育をとなえ婦人運動に影響をあたえた。著書『児童の世紀』。
 シャーロッテ・ビューラー
 (一八九三年―一九七四年)ドイツの女性心理学者。児童・青年の思考、言語、精神発達の研究などにつくした。
 アンナ・フロイト
 (一八九五年―一九八二年)ウィーン生まれの精神分析学者。精神分析の創始者フロイトの末娘。児童の精神分析をすすめ遊戯療法の基礎づくりに貢献した。
 ブルーノ・ベッテルハイム
 (一九〇三年―九〇年)アメリカの精神分析学者。一九三九年、ナチスに追われて亡命。情緒障害児、自閉症児の治療・教育に精神分析の手法を用いた。著書『自閉症―うつろな砦』『昔話の魔力』他。
 シャルル・ペロー
 (一六二八年―一七〇三年)フランスの詩人、童話作家。民間に伝わる説話をおとぎ話集にまとめた(一六九七年刊行)。「眠れる森の美女」「赤ずきん」などが有名。
 サン=テグジュペリ
 (一九〇〇年―四四年)フランスの小説家。飛行家の生活、体験をもとにした行動主義、人間主義の文学を追求。小説『夜間飛行』『人間の土地』、童話『星の王子さま』など。
 C・ドッジソン
 (一八三二年―九八年)イギリスの童話作家、数学者。『鏡の国のアリス』で知られる。
 ミヒャエル・エンデ
 (一九二九年―九五年)ドイツのメルヘン作家。俳優のかたわら創作活動に。『ジム・ボタンの機関車大旅行』でドイツ児童文学賞受賞。
 ブラームス
 (一八三三年―九七年)ドイツの作曲家。古典的、重厚ななかに独自のロマン性をくわえた曲をつくった。四つの交響曲、ピアノやバイオリンの協奏曲、さらに「大学祝典序曲」「ハンガリー舞曲」など。

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