Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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平等の意義  

「社会と宗教」ブライアン・ウィルソン(池田大作全集第6巻)

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12  (注1)(一千年間の)至福社会至福千年説。
 キリスト教で(将来いつの日かあるとされる)キリストの再臨の日に、それまでに死んだ心正しい義人たちが復活して、地上に平和と繁栄の王国(「千年王国」)が築かれ、キリストが一千年間この王国に君臨する(その後に一般人の復活があって、最後に審判がある)という信仰。この説の根拠は「ヨハネ黙示録」(20・1―6)にある。古代教会において多くの教父が採用した説だが、四、五世紀ごろから影を潜め、キリスト教会の正統的教説とはなっていない。
 (注2)
 神の絶対的な自然法自然界の一切の事物を支配すると見られる理法。
 (注3)相対的な自然法
 人間の自然(本性)に基づく法。自然法則とは異なり、主として規範的な意味をもつ。この思想は古代ストア哲学・中世カトリック哲学・近世合理主義哲学において顕著な展開を見せた。
 (注4)エピスコパル(監督派)教会
 監督(主教・司教)をもつ教会の総称。英国国教会など。

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