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日蓮大聖人・池田大作

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近代史とキリスト教  

「社会と宗教」ブライアン・ウィルソン(池田大作全集第6巻)

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15  (注1)教皇インノケンティウス三世(一一六〇年―一二一六年)
 教権を極度に拡大したローマ教皇。在位は一一九八年―一二一六年。第四次十字軍を起こし、イギリス王ジョン、フランス王フィリップとも抗争して屈伏せしめた。
 (注2)ローマ教会の最高権能
 中世教皇権はインノケンティウス三世の時代に帝権をしのぐとともに、教皇への権力集中、典礼教会法のローマ化が徹底され頂点に達した。教会改革、異端審問権も教皇の手に集中した。
 (注3)ルター(マルチン)(一四八三年―一五四六年)
 ドイツの宗教改革者。ローマ教会の免罪符販売を批判し、九十五カ条の抗議書を公表。教皇から破門され、宗教改革に乗り出す。『新約聖書』をドイツ語に訳した。
 (注4)パウロ
 キリスト教の使徒、大伝道者。初め熱心なユダヤ教徒としてキリスト教徒を迫害したが、天啓を受けて回心し、ローマ帝国内の伝道に努めた。六四年ごろローマで殉死。本名サウロ。

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