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日蓮大聖人・池田大作

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大乗非仏説論への考え方  

「社会と宗教」ブライアン・ウィルソン(池田大作全集第6巻)

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5  (注1)コプト教会
 現在、エジプトとエチオピアに約三百五十万人の信者をもち、キリスト単性論(キリストには人性と神性の両性はなく神性のみがあるとする)の神学を立てている。教会の典礼で用いられる言語はコプト語で、これは紀元三世紀ごろから十五世紀末ごろまで用いられた古代エジプト語直系の言語。また、独自の法王を立て、断食の慣行などには特に注意が払われる。
 (注2)モダン・スクール(近代学派)
 スイスのインド学者C・レガミー(Regamey)が、西洋の仏教学者たちをアングロ・ゲルマン学派と近代学派に区別した。近代学派はパーリ語仏典、サンスクリット仏典の他、チベットや中国、日本の仏教にも研究の源泉を求めている。

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