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日蓮大聖人・池田大作

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歴史との語らい 歴史観を養え 歴史の真実を見抜け!

「青春対話」(池田大作全集第64巻)

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14  二十一世紀の「人類史」を諸君が!
 池田 青年がやる以外にない。″日本の歴史は、民衆の泣き寝入りの歴史である″(『丸山真男集』4,岩波書店、要旨)といわれる。これを絶対に変えなければいけない。
 そのためには、何が「うそ」で、何が「真実」なのかを見破る英知がなければならない。そして何があっても真実を叫ぶ「精神的勇気」がなければいけない。
 私もお会いしたことがある、フランスの名ジャーナリスト、ロベール・ギラン氏は、戦争中も日本にいて身近で日本人を観察していた。その一つの結論として、なぜ戦争が止められなかったのか、それは日本人に「肉体的勇気」はあっても「精神的勇気」が欠けていたからだ、と。また″真理を尊重する″重要な徳が欠けていた、と。だから、ずるずると皆が悪の力に引きずられていったというのです。(ロベール・ギラン『日本人と戦争』根本長兵衛・天野恒雄訳、朝日新聞社、参照)
 諸君は新しい時代の新しいリーダーです。これからの「地球時代」に、まったく新しい「人類一体の歴史」をつづっていかなければならない。
 一人の力は小さく思えるかもしれない。しかし「時を得た思想ほど強いものはない」(ユゴー)。
 歴史はヒューマニズムの拡大に向かって進む。紆余曲折を経ながらも、大局的には、必ず、その方向に向かうと私は信じている。ゆえに、人類が求める人間主義の哲学をもった諸君こそが、歴史を切り拓く「最先端」にいるのです。

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