Nichiren・Ikeda
Search & Study
良書との語らい
読書は「人間だけの特権」
「青春対話」(池田大作全集第64巻)
前後
15 読書が「可能性の大地」を耕す
池田 どんなに読んでも、勉強しても、「もう、これくらいでいい」とは言えない。二十一世紀の大樹となるべき諸君です。今のうちに、どれだけ「心の大地」を読書によって耕したか。それで決まってしまう。十分に耕され、養分を豊かにもった大地であれば、大樹は、いくらでも伸びていける。
諸君はだれでも、自分の中に無限の「可能性の大地」をもっている。その大地を耕す「鍬」が読書なのです。
自分は精いっぱい読書に挑戦しきった、「もう、これ以上は読めない」「もう、これ以上は勉強できない」。そう言いきれる青春であってほしいのです。