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創価大40回・創価女短大26回入学式 エレバン国立芸術アカデミー「名誉博士号」・アルメニア芸術家同盟「名誉会員証」授与式

2010.4.2 スピーチ(聖教新聞2010年上)

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1  新入生の皆さん、入学、おめでとう!
 新入生の諸君は、手を挙げてくれますか。〈「ハイ!」と元気のよい返事とともに新入生が挙手〉
 皆さん、親孝行を頼みます! 勉学を頼みます!
 また、ご来賓の諸先生方、遠方より、大変にありがとうございます。
2  真心に感謝!
 昨日(4月1日)は、マレーシア全国作家協会連盟から、「世界の偉大な詩人賞」を拝受いたしました。
 本日、ここにお迎え申し上げたイスマイル会長が授与してくださったのです。
 謹んで感謝申し上げます。ありがとうございました。
 〈創立者・池田SGI会長の詩歌をはじめとする文化・芸術の功績に対して、これまで、世界芸術文化アカデミーから「桂冠詩人」称号(1981年)、世界詩歌協会から「世界桂冠詩人」賞(1995年)、同じく世界詩歌協会から「世界民衆詩人」称号(20007年)の栄誉が贈られている〉
3  わが子以上に!
 新入生の皆さんが、どれほど深く、強い心で、わが創価大学、創価女子短期大学に入学してくれたことか。
 最優秀の英才の皆さん方が、勇んで、私の創立した大学に来てくれたことは、よく分かっております。
 他の大学に合格していながら、そのうえで、わが創大を選んでくれた友もいます。本当にうれしい。
 皆さんの心を、私は永遠に忘れません。また、お父さん、お母さんにも、よろしくお伝えください。
 また教員の皆さんは、学生たちをよろしくお願いします。
 創大、短大の教員は、学生を「わが子以上」に大切にし、面倒を見てもらいたい。
 教員は学生を「下」に見るのではない。学生を「上」に見るのです。
 それが「学生中心」ということです。それを実行した大学が伸びるのです。
 学生のために大学がある。世界で一番、学生を大事にした大学が、世界で一番の大学になる。それが方程式です。
 私も東洋商業(当時)や大世学院(同)の時代に、先生方から本当に大事にしていただいた。そういう思い出は、生涯、忘れないものです。
 勉強のことや家庭のことなど、学生たちは、さまざまな悩みを抱えています。
 それをよく聞いてあげて、たとえ成績が悪くても、「君には力があるのだから、心配しないでいいんだよ」と肩を叩いて、温かく激励してあげてほしい。
 根本は愛情です。
 学生・生徒に、わが子以上の愛情を注いでいくことが先師・牧口初代会長の精神であり、恩師・戸田第二代会長の精神です。
 それが創価教育の伝統なのです。
 私自身、創立者として、仏法者として、創大生、短大生が、健康で、幸福で、立派になって、親孝行してもらいたい、勝利の人生を歩んでもらいたいと、毎朝毎晩、祈りに祈ってきました。今もまた祈っています。
 それが私の使命であり、宿命であると思っています。
 創大、短大の柱である教員の皆さん、どうか、よろしくお願いします。永遠に、この心で進んでいただきたい。皆さんから「教員革命」の模範を示していってください。

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