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日蓮大聖人・池田大作

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新時代第34回本部幹部会 第34回SGI総会

2009.11.14 スピーチ(聖教新聞2009年下)

前後
1  まず音楽隊の演奏に感謝したい。
 とても上手だった。
 皆さんは、時間をやりくりして、練習してこられた。私は、よく知っている。
 何と尊い努力か。本当に見事だった。
 〈スピーチの前に、会場で音楽隊の創価グロリア吹奏楽団が学会歌「人間革命の歌」「広布に走れ」を力強く演奏した〉
 音楽や歌のあるところは発展する。
 それが歴史の一つの鉄則である。
 学会は、その通りに進んでいる。
 音楽隊、ありがとう!
2  「冥益」が根本
 伝統光る創立記念の「本部幹部会」、おめでとう、ありがとう!
 そして歴史に輝く「SGI(創価学会インタナショナル)総会」、本当におめでとう、ありがとう、ご苦労さま!
 60カ国・地域の偉大な広宣流布の指導者の方々、ようこそお越しくださった!
 皆様は、遠く海外から仏法を求めて、ここに来られた。
 その功徳は大きいことを確信していただきたい。
 仏法の功徳は、「末法」においては「冥益」が中心である。
 今は、はっきり見えなくても、後になって出る。しかも、思いもよらないほどの大きな福徳に包まれる。
3  それが仏法の法則である。
 創立の父・牧口常三郎先生は、すでに当時、宣言されていた。
 「大聖人の仏法は全世界に流布されるものである」と。
 そして恩師・戸田城聖先生も叫ばれた。
 「仏法の生命尊厳の法理と慈悲の精神こそ、人類を救済しゆく大哲学である。この創価の思想を全世界に弘めよ!」と。
 戸田先生は、何度も何度も、「真の生命尊厳の思想は、この仏法しかない。これを世界に弘めることは、何よりも偉大である」と述べておられた。
 その遺訓の通りに、私たちは、世界192カ国・地域に妙法を弘めた。ありがとう!
 仏法史上、かつてない偉業である。
 すべては、皆さん方が弘めたのである。
 皆さん方の同志が弘めたのである。
 誰よりも、御本仏が、諸天善神が、十方の諸仏が、妙法を持ち弘める皆さん方に大喝采を贈っている。万雷の拍手を贈っている。これを忘れてはいけない。
 御書に、「日蓮が讃嘆申し上げることは、ものの数ではありません。“諸仏がおほめである”と法華経に説かれているのだから、まことに頼もしいことである」(御書1112㌻、通解)等と仰せの通りである。
 日蓮大聖人が御遺命され、恩師が夢見た世界広宣流布は、私たちが厳然と成し遂げたのである。
 どうか、いつまでも、いつまでも、生命力をたくましく、元気で、勝利、勝利の人生を送っていってください。
 人生に負け戦は必要ない。勝ちましょう!〈「ハイ!」と元気よく返事が〉
 お帰りになったら、各国の大切な同志に、くれぐれもよろしくお伝えください。

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