Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

新時代第33回本部幹部会 創立80周年記念第1回全国青年部幹部会

2009.10.24 スピーチ(聖教新聞2009年下)

前後
1  きょうはまず、海外から来られた皆さん方に、全員で大拍手を送りたい。
 本当にご苦労さま! ありがとう! ありがとう!
 特にアフリカから来られた皆さん、お会いできて、本当にうれしいです!〈アフリカからの参加者が、壇上に招かれた〉
2  アフリカ大陸の東に浮かぶ島、マダガスカル共和国の英知の言葉に、「人と出会える一日は百日分の価値がある」とある(山口洋一著『マダガスカル』サイマル出版会)。
 一人の友と会い、語り合うことが、どれほど価値あることか。
 いわんや広宣流布のために、人と会う。友人に仏法を語り、励ましを贈っていく。その一日一日に、偉大な功徳が薫ることは、絶対に間違いない。
 きょうは、このマダガスカルからも青年部の代表が参加している。本当に、ようこそ!
 今回、参加できなかった同志の皆様に、どうか、くれぐれもよろしくお伝えください!
3  「会員第一」が 永遠の精神
 先日、ブラジルにある誇り高き建築大学、シルバ・エ・ソウザ統合大学から、私は皆様方を代表して「名誉建築学・都市工学博士号」を拝受した。
 平和と調和の未来のために、建物を造ることは、本当に素晴らしい、偉大なことである。
 学会は、広宣流布のために、各地で会館の建設を行ってきた。建築を通しても、地域社会の発展に、都市の繁栄に貢献してきた。
 この9月には、本部第2別館(地上7階・地下1階)で、晴れ晴れと開館式が行われた。
 今、学会創立80周年に向けて、全国各地で、また世界各国で、新しい会館の建設、整備が進んでいることは、皆さんがご存じの通りだ。
 学会の会館には、多くの会員の方が集ってこられる。さまざま大変な中、広宣流布へ一生懸命に戦ってくださっている尊き方々である。
 こうした会員の皆様を一番、大事にする。学会は、この方針を永遠に貫いていかねばならない。最高幹部は、この精神を絶対に忘れてはならない。
 民衆が「上」なのだ。リーダーは「下」で、皆を支えていくのである。
 “いつも、本当にありがとうございます。遠くから、本当によく来てくださいました。どうか、ゆっくりしていってください”──そう言って皆さんに心から感謝し、仕えていくのが、真実のリーダーの姿である。
 そして「本当に来てよかった」と喜んでいただく。ほっとして、安心して、くつろいでいただく。それが学会の会館でなければならない。
 多くの方々が勤行・唱題を行い、思う存分、行学を磨き、創価の師弟の精神を学んでいける。友人や家族の方々を呼んで、ゆったりと懇談できる。そうした施設を、さらに充実させる計画が各地で進んでいる。

1
1