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新時代第30回本部幹部会 全国婦人部幹部会、全国学生部幹部会

2009.6.16 スピーチ(聖教新聞2009年下)

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1  きょうは、本当にご苦労さま!
 最初に、各部・各地の皆様に、私が撮影した写真とともに記念の詩歌を贈りたい。
 〈婦人部へ〉
  百合の花
    あなたと共に
      日本一
 〈学生部へ〉
  天高く
    世界平和の
      三色旗
 〈女子部へ〉
  見つめなむ
     妙法蓮華の
      蓮の花
  大切な大切な 我が娘 女子部に贈る
 (創価女子会館訪問を記念して)
 〈総東京へ〉
  大東京
    断固 勝ちたり
      広宣の
    太陽なるかな
      世界の勝利へ
 〈さらに代表の地域への写真と和歌が紹介された〉
 今、創価の人間主義の大運動に、世界から無数の賞讃が寄せられている。
 私たちは、深き誇りを胸に、平和と幸福の連帯を、いよいよ大きく広げてまいりたい。
2  「すごいな」と仰がれる闘争を
 海外から参加された皆さん、本当にご苦労さま! ようこそ!
 はるばると、遠いところから、よく参加してくださった。立派な方々である。
 海外はじめ、遠方から集ってくださった方は、最大に大事にしてまいりたい。盛大な拍手を送ろう!
 また、きょうは婦人部の幹部会、おめでとう!
 折伏でも、拡大の戦いでも、一番、結果を出してくださっているのは婦人部である。
 もちろん男性も頑張っているが、やはり婦人部にはかなわない。
 ここで、婦人部の皆さんに最敬礼し、最大に感謝したいと思うが、どうだろうか。
 〈壮年部・男子部の代表が立ち上がり、心からの感謝を述べた〉
 男性のリーダーは、婦人部や女子部の尊き奮闘を、最大にほめ讃えていくべきである。
 かりにも女性に対して威張ったり、叱ったりするようなことは、絶対にあってはならない。これは、戸田先生が厳しく言われていたことでもあった。
 どこまでも女性を守り、大切にする──これが男性の最高の礼儀である。人格の表れである。「ナイト(騎士)の精神」である。
 また、芸術部の皆さんも、ありがとう!
 芸術部は、正義のため、同志のために、本当によくやってくださっている。多くの人々から賞讃の声が寄せられている。
 広布のリーダーの皆さんも、多くの人々から「すごいな」「よくぞ、ここまでやっているな」と仰がれ、諸天善神から讃えられる、日々の闘争であっていただきたい。
 男女青年部も、ご苦労さま!
 学生部も、よく頑張ってくれている。
 女子学生部の健闘も光っている。
 青年部、とくに男子の諸君は、草創の不惜身命の精神を永遠に忘れないでもらいたい。
 スポーツ部の皆さんも、ようこそ! 皆さんの活躍は、よくうかがっています。お元気そうで、本当に、うれしい。
3  若い力を伸ばせ
 本年は、ここ八王子の美しい夕焼けを歌った有名な童謡である「夕焼け小焼け」の歌詞が誕生して、ちょうど90年である。
 「夕焼け小焼け」は1919年(大正8年)、八王子出身の詩人・中村{雨紅}(うこう)が青年時代に作詞したものである。彼は当時、東京・荒川で小学校の教員をしていた。
 中村雨紅は、ある詩の中で、成長しゆく若き勇敢な心を生き生きと歌っている。
 「今に見ていろ 驚くな/青空までも伸びあがり/立派な 大きな木になるぞ」(『中村雨紅詩謡集』世界書院)
 青春時代、こうした詩をいくつも暗記したことが懐かしい。
 大事なのは若き力だ。青年部だ。皆さんは、どんなに大変な状況にあっても、「じっとこらえて、今に見ろ!」の心で戦っていただきたい。
 また、若い力を伸ばすのが、本当に偉い人である。
 壮年・婦人部のリーダーの皆様は、次の時代を考えて、青年を育てていただきたい。それこそ、わが子以上に慈愛を注ぎ、励ましを贈り、真心と誠意を尽くして面倒を見てあげてほしい。
 そして自分も、生涯、青年の心意気で進んでいく。この決意が大切である。
 私も、これまで、その思いでやってきた。

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