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全国代表幹部協議会  

2009.1.27 スピーチ(聖教新聞2009年下)

前後
1  楽になって聞いていただきたい。懇談的にお話ししたい。
 皆、使命ある大事な体だ。どうか風邪などひかれませんように。
 きょうは、全国代表幹部協議会の開催、おめでとう!
 諸君の団結の力で、創価学会は、未曾有の発展を成し遂げた。
 思えば、戸田先生が亡くなられた時、世間では「学会は空中分解する」などと言われていた。日本中が嘲笑うかのようだった。悪意をもった人間は“これで学会はなくなる”と高をくくっていた。
 今や、学会を迫害した者たちは、見る影もない。
 一方、学会は日本一の民衆運動となった。いな、世界的な平和・文化・教育運動を悠々と広げている。
 これもすべて、全同志の奮闘のおかげである。
 本当にありがとう!
 広布を進める皆様の大功徳は、末法万年尽未来際まで、一家一族に伝わっていく。
 これが仏の御約束である。仏の言葉に嘘はない。
 仏法は厳然たる因果の理法である。
 その反対に、悪事を働き、広布の和合を破り、尊き同志を苦しめる人間は、絶対に大罰を受ける。永遠に地獄の業火に焼かれるような厳しき報いがある。
 功徳も罰も、「絶対に」あらわれる。これが仏法の力である。
 仏法は、感傷論でもなければ、単なる理論でもない。そんな底の浅いものではない。
 仏法の因果律が、どれほど厳しいか。
 このことを私は、戸田先生から、繰り返し教えられた。
 戦時中、命がけで正義を叫ばれた牧口先生と戸田先生は、軍部に投獄された。
 その時、牧口先生、戸田先生を迫害した人間、弾圧した人間が、いかに峻烈な報いを受けたか。私は克明に知っている。
 御本尊には「若悩乱者頭破七分(=若し悩乱せん者は頭七分に破れん)」「有供養者福過十号=供養する有らん者は福十号に過ぐ)」とお認めである。
 この絶対の法則の上から、私は確信をもって妙法を弘めている。
 皆さんも頼むよ!
 フランスの文豪ユゴーは綴った。
 「私が言う太陽とは正義であります」(宮原晃一郎訳「笑ふ人」、『ユーゴー全集』第4巻所収、ユーゴー全集刊行会、現代表記に改めた)
 正義の太陽を胸中に輝かせながら、晴れ晴れと自身の勝利へ前進していただきたい。
2  師弟の城を護れ 世界一の団結を
 ここで、代表の皆様に指針を贈りたい。
 〈壮年部へ〉
  勝って勝って 勝ちまくれ!
  そして
  歴史に残る 人物たれ!
  君は
  大創価の柱だ!
  厳然と
  勝ち戦の 原動力たれ!
 責任ある壮年のリーダーは、「三障四魔」「三類の強敵」を打ち破り、広布の黄金柱として勝ちまくってもらいたい。見栄や気取りがあれば、いかなる戦いも、勝てない。
 真面目に、誠実に戦ってこそ、誉れの名が残る。大勝利の功績は、満天の星のごとく、永遠に輝きわたるのだ。
 〈婦人部へ〉
  創価の母の祈りに
    勝るものなし
  師弟の城を
    勝ち護れ!
  全学会の
   勝利の太陽たれ!
  創価の永遠の都を
   朗らかに
    創りゆけ!
  世界一の
   美しき団結を!
  同志 仲良く
   正義の光の道を
    勝利 勝利で!
 〈青年部へ〉
  師弟の心を胸に
  正義の心を胸に
  永遠の勝利のために
  自らも戦い
  後輩を育て上げよ!
 〈男子部へ〉
  師子となりて走れ!
  師子となりて叫べ!
  師子とは
  師を護り抜く弟子だ
  勇敢に
   勝ち続ける弟子だ
 〈女子部へ〉
  師とともに
   太陽の心を!
   蓮華の生命いのちを!
  華陽会のスクラムは
   世界一の
    さちの花園なり!
 〈学生部へ〉
  先駆また先駆
   前進また前進
  創価の舎利弗たれ!
  時代を動かせ!
   歴史を勝ち開け!
 〈女子学生部へ〉
  妙法の福智光る
  社会貢献の
     賢女たれ!
  師弟勝利の青春を
  美しく
   大空高く
    舞いゆけ!
 〈創価班へ〉
  君よ!
  大創価の英雄たれ!
  師弟完勝の金字塔を
  勇猛に打ち立てよ!
 〈牙城会へ〉
  君自身が
   最強無敵の
     牙城となれ!
  不惜の心で
   師弟厳護の
    誉れの歴史を!
 〈白蓮グループへ〉
  白蓮の華は
   貴女の生命いのち
       咲き誇る
  「如蓮華在水」の
   法理に生きゆく
    幸福勝利の
      青春たれ!
3  〈創価教育の友へ〉
  創価教育の
    英知の柱よ!
  世界に
   力ある人材を
    飛ばしゆけ!
  創価とは
   絶対に勝利
    ということだ
  英知で勝て
   実力で光れ!
  父母ちちははのために
  民衆のために
  建学の
   理想のために!
 〈関西青年部へ〉
  大関西は
  永遠に常勝であれ!
  そこに
   師弟の血脈がある
 〈北海道青年部へ〉
  北海道よ!
  三代の魂を
   万年に
    護り伝えゆけ!
  それは
   正義が全てを
    勝ち抜くことだ
 〈中部青年部へ〉
  大中部の誇りは
  破邪顕正の勝利なり
  創価の巌窟王よ
   邪悪を倒せ!
   痛烈に勝ち光れ!
 〈九州青年部へ〉
  大九州が勝てば
   全世界が勝つ!
  ゆえに君よ
  必勝の炎を
  明々と燃やしゆけ!
 ともあれ、若い人の時代である。世界も、そうだ。アメリカのオバマ新大統領は47歳である。
 青年の指導者が、躍り出る時だ。社会は大きく変化している。
 学会も、青年がさらに力を発揮していくことだ。もちろん、年配者の存在は大事であるが、新しい世代が深き責任を自覚し、時代を先取りしていかなければ、手遅れになってしまう。
 新世代の信心の戦いいかんによって、未来の勝利は決まるのだ。

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