Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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各部代表者会議
2008.12.26 スピーチ(聖教新聞2008年上)
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1
全同志の皆様の1年間の尊い健闘を、心から讃えたい。
私は妻とともに、愛する友の幸福と健康を、毎日、真剣に祈っている。
皆様方のおかげで、創価学会は大前進できた。すべてに大勝利であった。広宣流布のため、本当によく戦ってくださった。
来年も、断固、勝利しよう!
2
青年と共に未来を開いた!
この1年を、わが学会は「人材・拡大の年」と定めた。
私自身、年頭に「80にして、青年と共に未来を開く」と申し上げた。
その通りに、妻と二人して「新たな人材よ、出でよ! 未来への新しき拡大の道よ、開け!」と祈り抜き、手を打ち続けてきた。
昨年以来、12回に及ぶ全国青年部幹部会にも、すべて出席した。
うれしいことに、わが青年部も立派に応えて成長してくれている。青年部幹部会の結集では、16万5千人の増加も達成した。各地の主張大会なども、結集の新記録である。地域社会に、創価の青年への信頼が大きく広がっている。
いよいよ青年部の時代である。女子部の時代である。
そして、その陰に、偉大な婦人部の方々の祈りと励ましがあったことは、申し上げるまでもない。あらゆる点で、婦人部の功績は計り知れない。「婦人部ありがとう!」「婦人部万歳!」と申し上げたい。
3
学会本部が信濃町に移転して55周年。
今年、学会本部には、じつに160万人を超す方々が、喜々としてお越しくださった。まさしく“千客万来”の賑わいである。
「学会は、人材をもって城となすのだ。断じて、人材の城を築くのだ!」とは、わが師・戸田城聖先生の叫びであられた。
今、一切が激しく揺れ動く社会にあって、盤石なる創価の「人材の大城」ができ上がってきた。私どもに寄せられる期待は、いよいよ大きく、いよいよ深い。
この創価の大城は、戸田先生と私が、命をかけて築き上げた城である。
私は、19歳で先生の弟子となり、青春をなげうって、全身全霊で、最大の苦境にあった先生をお護りした。
病弱だった。先生の事業を支えるため、夜学も断念せざるを得なかった。給料さえ、ないこともあった。
多くの同志が先生を侮り、罵り、去っていった。
しかし、私の心は晴れ晴れとしていた。
先生と出会い、先生の弟子として、死力を尽くして闘った青春の日々。それは、私の永遠の誇りである。
戸田先生は、牧口先生をお護りした。
私は戸田先生をお護し、大恩ある師匠を全世界に宣揚した。
「世界一の師弟の道を歩み抜いた!」と、御本尊の前で、胸を張って言うことができる。
偉大な先生であった。厳しい先生であった。師子王の威厳と風格の先生であられた。
先生は、私という弟子を見つけ、離さなかった。「大作一人いればいい」と言ってくださった。
その師匠のために、肺病の無名の青年が一人立ち上がり、今日の学会を築き上げたのである。
私の心の中には、いつも戸田先生がおられる。だから、どんな迫害にも負けなかった。
師弟とは、人間の究極の道である。命がけの決心でなければ、継ぐことはできない。
勇気があるのか、正義が燃えているのか、分からない――そんな中途半端な姿ではいけない。
観念ではない。明確な「行動」がなければならない。
小さな自分をなげうって、人生の最後の瞬間まで、師匠の正義を叫び、大恩に報いていく――これが弟子の道である。
今、新しい創価学会を築く時である。
後継のリーダーは「師弟なくして仏法はない」という一点を、わが生命に刻みつけていただきたい。
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