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日蓮大聖人・池田大作

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11・18記念代表協議会  

2008.11.19 スピーチ(聖教新聞2008年上)

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1  「創立記念日」おめでとう!
 この日を慶祝し、世界の各国、各都市からも、真心あふれる数多くの祝福をいただいている。
 人間革命の哲学を、多くの識者が真剣に探究し始めた。
 国境を超えた民衆の連帯に、大いなる期待と賞讃が寄せられている。
 このことを、どうか誇りとしていただきたい。
  堂々と
    勝利と和楽の
      創価かな
2  192カ国・地域の友とご一緒に、創立78周年を晴れ晴れと飾ることができた。
 学会本部にも、多くの来客の方々、そして同志の皆様方が、連日、祝賀にお越しくださっている。
 一年また一年、わが創価学会は「平和の柱」として、「文化の大船」として、「教育の眼目」として輝きを増している。信頼を広げている。
 今、本部周辺の整備も進んでいる。日本中、世界中で、広布の城を立派に総仕上げしていく。すべて大切な同志の皆様のためである。
 見違えるような、壮大なる発展の未来を楽しみにしながら、私とともに、皆、元気で、生きて生きて生き抜いていただきたい。
 きょうから、いよいよ「創立80周年」へ、全同志が、さらに功徳の陽光を浴びながら、人類の希望のスクラムを、一段と強め広げ、朗らかに、また朗らかに前進してまいりたい。
  創立日
    諸天につつまる
      創価城
3  「幸福博士」を育てる学校!
 はじめに、全国、そして全世界の個人会館、個人会場を提供してくださっているご家庭に、改めて心より感謝申し上げたい。
 日蓮大聖人は仰せであられる。
 「心ざしあらん人人は寄合て
 「互につねに・いゐあわせて
 独りよがりで、わがままな仏道修行など、あり得ない。
 いつも集い合い、語り合い、励まし合って、広宣流布へ進みゆくことが、正しい一生成仏のリズムである。
 そのために、一番大事な場所が、地域の法城である。
 ここから「勇猛精進」の力が生まれる。
 ここでこそ「異体同心」の団結が深まる。
 御書には、「法妙なるが故に人貴し・人貴きが故に所尊し」との法理が示されている。
 妙法の友が喜び集う個人会場が、どれほど尊貴な場所であるか。
 牧口先生も、座談会の会場となるご家庭を、それはそれは大切にされ、心を砕かれていた。
 戸田先生は、地域の拠点である個人会場こそ「大切な広宣流布の発信地」であり「人材錬磨の偉大なる『城』」であると讃えられた。
 勇んで、わが家を広宣流布の法城とされ、同志を護り、人材を育てゆかれる、その崇高な献身に「冥の照覧」は絶対である。
 御書には、伝教大師の言葉「家に讃教の勤めあれば七難必ず退散せん」が引かれている。
 いわんや、地域の破邪顕正の城であられるご家庭の福徳は、無量無辺であり、一家一族が厳然と護られていくことは、絶対に間違いない。
 法華経には、明快なる因果律が説かれている。仏法が語られる場で、人に座を勧める真心は、未来に、帝釈天・梵天・転輪聖王という大指導者の座を得る功徳になるのだ。
 個人会場は、三世永遠にわたって、「幸福の博士」を、「福運の博士」を、「使命達成の博士」を、「勝利の博士」を育て広げていく学校でもある。

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