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新時代第23回本部幹部会  

2008.10.28 スピーチ(聖教新聞2008年上)

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1  きょうは、大晴天の本部幹部会となりました。みんな、元気そうで、本当にうれしい!
 私からは、懇談的に話をさせていただきたい。
 私どもが唱える南無妙法蓮華経は、永遠不滅の勝利の法である。
 ゆえに、それを持ち、唱えた人が、不景気に沈んでいたり、負け人であったり、情けない人生の敗残兵になることなど、絶対にないのである。
 私たちは、人間にとっての最高峰の法を持っている。宝剣を持っている。財宝を持っている。
 それが妙法だ。
 ゆえに、断じて負けない。どんなに苦しいこと、辛いことがあっても、最後は必ず勝つ。
 それが仏法である。皆さん、頑張ろう!
 戸田先生は、悠然とされ、「お金は、世の中に、いくらでも回っているのだから、福運によって、上手に穴をあけられれば、こっちにドーッと入ってくるものだよ」と語っておられた。
 大事なのは「信心」である。変化、変化の時こそ、確かなる「原点」を忘れてはならない。
 きょうは、私どもの同志である、真実の僧侶の代表が参加してくださっている。〈青年僧侶改革同盟が出席した〉
 皆さんは、大切な広宣流布の誓いを裏切ることなく、まっすぐに正義の道を進んでおられる。立派です。きょうは本当にありがとう!
2  ヤング・パワーが結成40周年!
 広布の華・芸術部の皆さんも、いつも、ありがとう!
 芸術部の「ヤング・パワー」の結成40周年、おめでとう!
 わが芸術部が一人いれば、100人の力に匹敵すると言われている。“戦う芸術部”に対する、全国の同志の信頼は抜群だ。本当によく頑張ってくださっている。
 きょうは、芸術部の皆さんのためにも、近代日本を代表する女性画家、上村松園画伯(1875〜1949年)について、少々、語らせていただこうと思う。
 上村画伯と言えば、気品ある「美人画」で大変、有名である。
 と言っても、なかには、知らない人もいる。反対に画伯の絵が大好きという人もいるだろう。
 現実に、いろいろな人がいる中で、相手に応じ、状況や場所に応じて、ユーモアを交えて和ませたり、時には、「さすがだな」と感心させるような、味わいのある話をしてあげることも必要だ。
 そうしたことを、一つ一つ見極めながら、人々の心を打つ語らいをしていくのが、創価のリーダーの責任である。
3  勇猛心こそ!
 先駆の女性として、絵画の道を進んだ
 上村画伯は、周囲の無理解や、嫉妬の嫌がらせなど、多くの苦難と闘い抜き、打ち勝っていった。
 上村画伯は、断固として叫んだ。
 「気の弱いことでどうなる」(上村松園著『青眉抄』三彩社)
 「ナニ負けるもんか」(上村松園著『青眉抄その後』求龍堂)
 「女は強く生きねばならぬ」(『青眉抄』)
 京都出身の上村画伯は、「勇猛心」を重んじた。
 まさしく、「負けたらアカン」を合言葉とする、わが関西婦人部の心に通じる方である。

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