Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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信越代表者会議
2008.8.24 スピーチ(聖教新聞2008年上)
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1
信越代表者会議が24日、長野研修道場で行われ、池田名誉会長がスピーチした。
ご苦労さま!
リーダーの皆さんの使命は尊い。哲学なき時代に、慈悲の精神を広げゆく、名誉ある存在だ。しっかりと心を合わせて、一切の勝利へ進みたい。
皆をほっとさせる。心を楽にさせる。これが名指導者だ。とくに、だれよりも真剣な女性の方々に、苦しい思いや嫌な思いをさせるようなことがあっては絶対にならない。
一家を、社会を、幸福へと導く、女性の力は、あまりにも大きい。
「偉大なる婦人部、万歳!」と私は心から讃えたい。
2
固き握手を!
指導者の真価が試されるのは、苦難の嵐の時である。
正義を貫けば、迫害される。これが歴史の常だ。その時に、知らん顔して戦わない。自分だけ、いい子になる。そういう、ずるい、だらしのない人間が、どれだけ民衆を苦しめてきたことか。
だからこそ私は、若い人を育てたい。青年から革命するのだ。時代は、もはや新しい段階に入っている。
欺瞞と嫉妬と忘恩をはねのけ、同志のため、後継の友を育てるために、私は生きて生きて生き抜いていく。これが今の決心だ。
信越は、青年革命の模範となっていただきにい。真実の師弟の歴史を叫ぶのだ。永遠に増上慢とは戦うのだ。それが日蓮大聖人の教えであるからだ。
信越の同志は、粘り強い。威張らない。傲慢がない。そこに偉大さが光っている。
晴れの日も、吹雪の時も、何があっても変わらずに、信義の道を誠実に歩んでいる。わが愛する信越の友に、記念の和歌を贈りたい。
師と弟子と
同志と同志と
あまりにも
固き握手の
信越万歳
3
生死を見つめて
このたび、世界的な宗教学者である、米ハーバード大学のコックス博士との対談集『21世紀の平和と宗教を語る』が、8月24日を記念して発刊された。
これで、私がハーバード大学の各分野の第一人者と発刊した対談集は、5冊を数える。
経済学者のガルブレイス博士とは『人間主義の大世紀を』。
文化人類学者ヤーマン博士とは『今日の世界 明日の文明』。
中国思想研究の大家ドゥ・ウェイミン博士とは『対話の文明』。
米中を結んだ元国務長官のキッシンジャー博士とは『「平和」と「人生」と「哲学」を語る』。そして、このコックス博士との対談集である。
ハーバード大学からお招きをいただき、2度にわたり講演を行ったことも懐かしい。
1993年の2度目の講演「21世紀文明と大乗仏教」では、仏法の生死観を論じた。光栄にも、それをテーマに、同大学の博士が参如してセミナーを重ねてくださっている。
「生老病死」という根源の苦しみを、どう打開するのか──。
世界の大学者たちが、仏法の生命の法理を、真摯に探究されているのである。
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