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ドクター部・白樺会・白樺グループ合同研…  

2008.8.9 スピーチ(聖教新聞2008年上)

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1  尊き研修、まことにご苦労さま!
 ドクター部、そして白樺会、白樺グループの皆さん、全国の各地から集われ、お疲れさまです。
 どれほど多忙で、遠くであっても、信行錬磨の場へ駆けつけてくる。その心が尊い。
 「心こそ大切」──ここに信仰の極意がある。
 人に真心を尽くす。受けた真心は大切にする。私はそれを、厳格に実行し抜いてきたつもりである。
 私は、お世話になった方々のことは絶対に忘れない。写真のように、その光景を覚えている。
2  抜苦与楽の仏法
 私は、戸田先生が筆で認められた「慈悲」の二文字を石碑に刻み、留めてきた。
 戸田先生は、よく言われていた。
 「生命を慈しむ知恵が一番大事だ」
 「仏法の慈悲とは『抜苦与楽』といって、人々の苦しみを抜き、喜び、楽しみを与えゆくことである」
 その通りに、一番、大事な「生命尊厳」の智慧を光り輝かせ、そして「抜苦与楽」の慈悲の具体的な行動に邁進しているのが、ドクター部、白樺の皆様方である。
 トインビー博士とも論じ合った、古代ギリシャの「西洋医学の父」ヒポクラテス。
 有名なヒポクラテスの全集には「医師が知恵を愛する人であれば神にも等しくなる」(大槻マミ太郎訳「品位について」、『ヒポクラテス全集2』所収、エンタプライズ株式会社)とある。
 皆様は、妙法という最極の智慧を持った。これほど尊貴な人生はない。
 仏法の真髄を行ずる皆様方とともに、全同志の健康長寿を祈りつつ、スピーチさせていただきたい。
3  献身に感謝!
 皆様方の日ごろの活躍の様子は、つぶさにうかがっている。全国の会員から、多くの喜びと感謝の声が寄せられている。
 酒井ドクター部長が必死で時間をやりくりしながら、全国を駆けめぐっていることも、よく存じ上げている。
 九州では、広田雄一九州ドクター部長を中心に、健康セミナーを活発に開催。毎年、約5,000人の友人が参加され、地域広布推進の大きな原動力となっている。
 きょう(9日)は長崎の「原爆の日」である。若き平和の連帯を広げる長崎総県の青年部長も、ドクター部である〈木村泰男総県青年部長〉。各方面で、青年医学者が見事に成長している。
 関西でも、中泉明彦関西ドクター部長を中心に、ドクター部と白樺の皆さんが一体となって行った健康セミナーに、大きな反響が広がっている。東北でも、ドクター部の健闘が目覚ましい。信越では、たびたびの震災の折に、ドクター部、白樺の皆様方が、尊い救援の医療に献身してこられた。
 世界でも、ドクター部、白樺の方々の活躍が光っている。きょうはマレーシアの代表も参加してくださった。
 そして、今回の研修には、12人の創価同窓生が参加されている。
 創価医鳳いほう会(東西の創価学園出身の医師・歯科医師、医・歯学部生・院生の集い)のメンバーは、酒井ドクター部長をはじめ、350人を超える堂々たる陣容となった。創立者として、本当にうれしい。
 さらにこのほど、青年を中心に作成に取り組み、ドクター部の歌「生命の世紀」も誕生した。おめでとう!
 ここで、全員で歌ってはいかがだろうか。〈ドクター部全員で大合唱した〉
 いい歌である。この歌とともに、「健康の世紀」「生命の世紀」へ晴れ晴れと出発していただきたい。

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