Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

新時代第20回本部幹部会 広布第2幕第10回全国青年部幹部会

2008.7.16 スピーチ(聖教新聞2008年上)

前後
1  ブラジルの著名な音楽家ヴィラ=ロボスは言った。
 「“歌”を歌える民衆は、あと一歩で幸福を勝ち得るのだ」
 わが恩師の戸田先生もまた、「学会は、歌とともに戦い、歌とともに進もう」と呼びかけられた。
 こうした先哲の言葉の通り、わが学会には歌声が響きわたっている。真実の団結と勝利の姿が、ここにある。
 きょう歌ってくれた皆さん、ご苦労さま!
 万歳だ! 本当に、上手であった。皆で、もう一度、賞讃の大拍手を贈りたい。ありがとう。
 〈幹部会で、壮年部の代表、アメリカ創価大学の有志、創価大学に学ぶ学生部・女子学生部の代表が合唱を披露した〉
 18世紀の大音楽家モーツァルトが作曲した歌の一節にこうある。
 「太陽の輝きは夜を追い払い、偽善者のよこしまな力を打ち砕く」(荒井秀直訳『モーツァルト 魔笛』音楽之友社)
 青年の正義の歌声こそ、「太陽の輝き」である。青年の団結の歌声こそが、皆の前進の行進曲となり、邪悪な陰謀を打ち破っていく力となるのである。
2  20世紀ブラジルの文豪ギマランエス・ローザは綴っている。
 「人生が私たちに要求するのは勇気である」「勇気とは、心をはずませるものなのである」(中川敏訳「大いなる奥地」、『筑摩世界文学大系83』所収、筑摩書房)
 人生の勝利の第一条件は「勇気」である。
 勇気の人は、どんな試練があろうとも、前へ前へ進む。ゆえに、必ず道が開かれる。
 戸田先生は、指導された。
 「信心とは、金剛の勇気である」「力ある人生を生きるのだ」「一緒に連戦連勝の人生を生き抜こう!」と。この通りに、金剛の勇気で連戦連勝の人生を楽しく前進しよう!
3  全国の同志の皆様方、そしてまた海外の同志の皆様方、毎日の広宣流布の大闘争、本当にご苦労さま! いよいよ、わが学会も、本格的な総仕上げの段階に入った。
 これまで懸命に広布に励み、学会に尽くしてくださった同志を大きく宣揚させていただきながら、私は、世界の人たちが仰ぎ見る堂々たる「平和と文化の大牙城」を盤石に築いてまいる決心である。
 皆様の子孫末代までもが誇りに思える素晴らしい創価学会を、後世に残して差し上げたいのである。

1
1