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創価教育代表者会議  

2008.3.7 スピーチ(聖教新聞2008年下)

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1  ご苦労さま!
 創価教育の原点は、初代会長・牧口先生であり、第二代会長・戸田先生である。
 お二人は、命をかけて国家主義と戦われた。創価教育には、世界平和への悲願が込められている。
 「権力に民衆が苦しめられた歴史」を「民衆が王者となる新時代」へ大転換させる、創価教育の使命は、ますます重い。
2  「不二」の君よ!
 創価大学の開学のころ、私は、教員・職員・学生が一体となって、一人一人が「創立者」の自覚と誇りで、理想的な学府の建設をと訴えた。
 草創の創価学園では、は「未来に羽ばたけ 君と僕」と歌に綴った。
 その「未来」は、今である。
 今再び「創立者」の自覚で立ち上がるのだ。
 人間の社会には、嫉妬もある。忘恩もある。私利私欲が渦巻いている。
 だからこそ、冷酷無残な現実を打ち破り、勇敢に信念を貫くのだ。人間を信じ抜く心を、身をもって教える。正義を満天下に打ち立てる――そこに教育者の魂があり、師弟の勝利が輝きわたるのだ。
 「君と僕」の心が不二ならば、何も恐れるものはない。
 創価教育さえ盤石ならば、平和の大道が絶えることはない。未来は明るい。
 今こそ、固く団結し、全生命を奮い立たせて、永遠の大発展の土台を、私とともに、完壁に築いていただきたい。
3  きょうは、わが創価大学、創価女子短期大学、アメリカ創価大学、そして創価学園の代表の皆様方が集われた。
 じっくりと語り合うことができ、これほどうれしいことはない。
 「対話は、知的活動を活発にし、行動を起こす」
 ロシアの著名な哲学者であった、モスクワ大学のロジェストベンスキー教授の言葉である。
 青年のため、未来のため、社会のため、世界のため、創価教育の発展のために、きょうも、生き生きと対話を繰り広げたい。

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