Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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新時代第10回本部幹部会
2007.9.6 スピーチ(聖教新聞2007年下)
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1
きょう集った皆様方の勝利を祝って、万歳を行いたい(大拍手。全員で万歳三唱)。
〈ここで「富士学生合唱団」「しなの合唱団」が、創価グロリア吹奏楽団の演奏で「広布に走れ」「21世紀のマーチ」を熱唱。SGI(創価学会インタナショナル)青年研修会のメンバーをはじめ参加者から大きな拍手が送られた〉
素晴らしい歌声、演奏、ありがとう!
皆さんが元気で、うれしい。学会は、何があっても元気だ。このような世界は、ほかにないであろう。世界一の希望に満ちた集いである。
2
戸田大学の栄誉は皆さんのもの
ブラジルから、連絡をいただいた。
それは、パラナ州にあるウニンガ大学が、私に対する名誉教授称号の授与を決定してくださったとの通知である。
ウニンガ大学は、医学、生物化学などの研究、教育で名高い。
この栄誉を私は、ブラジルをはじめ、きょう参加された「生命の世紀」の若き指導者である、世界の青年部の皆さん方と分かち合いたい。
私がいただいた栄誉は皆さんの栄誉である。そうした栄誉を受けられる皆さんになっていく。師弟は不二であるからだ。
仏法の眼でとらえれば、この喜びも、栄光も、皆さんの永遠の生命のなかに入っていく。刻まれていく。そのことを知っていただきたい。
私は、「戸田大学」の卒業生である。
戸田先生の事業の挫折。自身の病苦。当時の社会情勢。さまざまな原因が重なり、私は思うように勉強できなかった。通っていた夜学を断念した。
先生は、「全部、私が教える」と言ってくださった。そして約10年間、ご逝去の前まで、個人教授を続けてくださったのである。あまりにも偉大な師であった。私は感動した。
「戸田大学だよ」──先生の言葉を忘れることはない。
この「戸田大学」に学んだ私が拝受した名誉学術称号は現在「218」。決定通知を含めると「239」になる。
この世界一の栄冠を、私は、わが「池田大学」の若き英才たちに伝え、託していきたい。頼むよ!〈会場から「ハイ!」と力強い返事が〉
自ら正義と信ずるものを広げるとき、「誠意」にかなうものはない。これが世界共通の結論である。「要領」や「巧さ」ではない。「誠意」である。
3
きょうは、世界55の国と地域から、若き広宣流布の指導者がいらっしゃった。
ありがとう! ご苦労さま!
現在、学会本部の周辺をはじめ、各地で新会館の建設を予定している。これからいよいよ、後世への基盤をつくり始める決心である。
そこで、新たな会館の最もいい場所に、きょう海外から参加された方々全員のお名前を、永久に刻み残すことを提案したい。
また海外にも、新たな広布の城を築くため、手を打っている。
「これから」が本番である。「これから」が楽しい。今こそ、新しい伝統を築いてまいりたい。
〈ここで名誉会長は、学生部、未来部の新任のリーダーに対して期待を寄せ、代表が抱負を述べた〉
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