Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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全国最高協議会
2006.12.24 スピーチ(聖教新聞2006年下)
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1
寒いなか、また年末のお忙しいところ、ご苦労さま!
この1年、皆さんのおかげで、大前進の歴史を綴ることができた。広宣流布の新時代が到来した。本当にありがとう! 新しい年も、勝利で!
ここに集われた皆さんのお顔を見ても、よく分かる。前進している人、使命を全うしゆく人は、生き生きとしている。顔が輝いている。
青年部も、よく戦った。見事な「青年・躍進」の歴史を残してくれた。おめでとう!
創価学会は、日蓮大聖人の仰せを実践している団体である。ゆえに、学会ほど尊い存在はない。
来る「前進・勝利の年」も頼むね!〈「ハイ!」と力強く返事が〉
勇気凛々と、ともどもに進んでまいりたい。
2
それは、15年前の1991年11月29日。東京に大使館を置くアフリカ外交団26カ国の総意として、各国の大使の方々が見えられ、「教育・文化・人道貢献賞」を贈ってくださった。
この日は、邪宗門の日顕宗から、滑稽きわまる“破門”の通告が届いた日であった。
どんなに邪宗門が牙をむいてこようとも、創価の人間主義は、世界から厳然と支持されてきた。
そして15年。今や、アフリカ大陸でも、40の国と地域で、わがSGI(創価学会インタナショナル)の同志が活躍している。
アフリカでは、とくに女性リーダーの活躍が目覚ましい。
たとえば、カメルーンのディコンゲ理事長は、首相府の秘書官(事務局長)という重責を担っておられる。
彼女を中心に、この4年間で、メンバーは3倍に拡大。この新年勤行会には、2,000人近い友が参加する予定である。
コートジボワールのディアゾン婦人部長(副理事長兼任)は、貿易商社の財務担当役員を務めておられる。
現在、メンバーは約2万人に拡大し、3総合本部、11本部体制に発展している。
南アフリカのブレイスウェイト理事長は、弁護士の資格をもつ会社経営者である。
この女性理事長の就任とともに、5年間で、組織は5倍の陣容に拡大した。
トーゴのアジェビ理事長は、女性医師である。首都でも屈指の産婦人科と高く評価される、2つのクリニックの院長をされている。
トーゴでも、メンバーは1,000人を超えている。
ガーナのコルメガ婦人部長は、西アフリカ地域の「大学受験審査評議会」で人事部長を務めておられる。
大座談会運動を展開し、現在は毎月、2,000人を超えるメンバーが座談会に集っている。
アフリカの人々が、どれほど苦労を重ねてこられたか。それは、筆舌に尽くせぬものがある。
そのアフリカが、今、旭日の勢いで伸びている。
「21世紀はアフリカの世紀」というのが、私の信念である。まさに、その通りの時代になってきた。
本当にうれしい。心から祝福したい。おめでとう!
3
“いなくてはならない人”に
中国では現在、多くの新聞や言論誌が、創価の哲学に言及している。
つい先日、有名な
敦煌
とんこう
を擁する
甘粛
かんしゅく
省の新聞(「甘粛新聞」22日付)では、「品格を高めていくことが、人の一生によき作用をもたらす」と題する記事が掲載されていた。
そこでは、牧口先生の言葉を踏まえた、次のような私の言葉が紹介されていた。
「職場には、だいたい三様の人がいる。絶対にいなくてはならない人、いてもいなくてもよい人、いないほうがよい人。それは仕事の種類で決まるものではない。人によって決まってくるのである」
人の価値は、職業や役職などでは決まらない。人間性、そして行動によって決まっていくものである。
私たちは“いなくてはならない人”になっていきたい。
皆に奉仕すべきリーダーでありながら、威張るばかりで、人に尽くさない。後輩の面倒を見ようとしない。そうした“いないほうがよい人”であってはいけない。
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