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山梨最高協議会  

2006.9.3 スピーチ(聖教新聞2006年下)

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1  今、山梨をはじめ、全国、全世界で、使命深き新しいリーダーが、決意に燃えて立ち上がっている。
 心から「頑張れ! 頑張れ!」とエールを送りたい。本当におめでとう!
 広宣流布のために働ける、皆の幸福と勝利への指揮をとれるなんて、大変なことだ。すごいことである。
 その功徳が、どれほど素晴らしいか。
 たとえば、自分が目指した分野で「一番」になる。「日本一」「世界一」になっていく。誉れの名が永遠に輝く。それが妙法の大功徳なのである。
 だれが見ていなくても、御本尊がすべてお見通しである。どうか「冥の照覧」を深く確信していただきたい。
 たとえ取るに足らないように見える行動であっても、妙法のための行動は、将来必ず、現実の上で、勝利の花を咲かせ、福徳の実を結ぶ。
 大事なのは行動だ。いくら幹部でも、でんと座ったままで、功徳が出るはずがない。
 仏法の因果は厳しい。まして、広布に尽くす同志を苦しめる人間が、大罰を免れないことは、御聖訓に照らして当然である。
  富士の山 師弟の前途は 勝利かな
  この一生 乗り越え 勝ち越え 富士の山
2  我らは王者だ!
 晴れ晴れと、偉大なる山梨の輝く新出発、まことに、おめでとう! 皆さんの出陣を、ぜひ祝福したい。そう思って、今回、山梨を訪問させていただいた。
 富士の天地で、富士を仰ぎ、富士と語りながら、富士のごとく生きる──山梨の友は、本当に幸福である。なんと雄大な舞台であろうか。
 戸田先生は、言われた。
 「学会は、宗教界の王者である。いな、世界平和に戦う王者なのだ。
 君たちよ、心を尽くして、立派に使命を果たすのだ。
 断じて負けるな!
 最高の王であり、最高の智慧者である富士を仰ぎながら、語りゆくのだ」
 山梨の皆さんには、全国に、大いなる波動を起こしてもらいたい。
 どうせ戦うならば、新しい挑戦を! そして、広布の突破口を開く“一石”を投じるのだ。勇気の一波は、必ず、勝利の万波となろう。
 他県には、「山梨は小さい」と思っている失礼な人もいるかもしれない。そうした人たちを「あっ」と驚かせるような、新しい歴史を築いてもらいたい。
 「どうだ! 我らの躍進を見よ!」と堂々と胸を張って進んでいただきたいのだ。
 山梨をはじめ、新出発したすべてのリーダーの皆さまに、万感の期待を込めて、記念の旬を贈りたい。
  君もまた
    公明正大
      富士の山
  この一生
    乗り越え勝ち越え
      富士の山
  富士の山
    共に見つめむ
      同志かな
  富士の山
    師弟の前途は
      勝利かな
3  人材で勝とう!
 アメリカに新風を起こした、若きケネディ大統領の誕生のニュースを、私が聞いたのは、どこであったか。山梨である。忘れもしない、1960年の秋、わが甲府支部が結成された折であった。
 さらにまた、1985年、ゴルバチョフ氏が、ソ連の新書記長として登場した第一報も、山梨文化会館で受けた。ちょうど、「ニュー山梨」のスタートの時であった。
 ゴルバチョフ氏は、そこから冷戦終結への一歩を踏み出した。私の大切な親友でもある。新しいリーダーが誕生し、世界に新時代を告げようとする──その歴史的な出来事を、いずれも山梨の地で、耳にしたのである。
 そして今、力ある人材が陸続と躍り出た山梨の広宣流布の新出発を、こうして見守ることができる。喜ばしい限りだ。
 また、うれしいことに、山梨では、創価教育の出身者の活躍も光っている。どこまでも、山梨は、人材で勝とう! 団結で勝とう! 師弟で勝とう!

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