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徒然草と恩師の指導を語る  

2006.8.11 スピーチ(聖教新聞2006年下)

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1  毎日、本当にご苦労さまです。
 大勝利の秋へ! そして明年へ! 新しい時代へ!
 いよいよ出発の時である。楽しく、心広々と進んでまいりたい。
 学会は、唯一、宇宙の根本の法を弘める広宣流布の団体である。御本尊を流布する団体である。学会に尽くし、広布を開き、尊き同志を護りゆく時、すべての行動は大福徳に変わる。栄光の人生を開く力となる。そのことを、深く確信していただきたい。
2  学びの夏!
 「鍛えの夏」「挑戦の夏」「大成長の夏」は真っ盛りである。
 創価大学では、学びゆく友が生き生きと集う、通信教育部の夏期スクーリングが素購らしき伝統となっている。
 猛暑のなか、真剣に向学の汗を流される皆さま方に、心からの賞讃を送りたい。〈夏期スクーリングは海外21カ国・地域からも受講。6日から20日まで行われ、6,000人を超える友が参加した〉
 私も若き日、戸田先生のもとで働きながら、毎日毎日、学びに学んだ。
 先生から直接、万般の学問をご教授していただいた。「戸田大学の優等生」であったことが、私の最高の誇りである。
3  25日から創大で夏季大学講座
 さらにまた、8月下旬には、広く市民の方々に開かれた伝統の夏季大学講座も行われる。〈今年は第34回。25日から27日に行われる〉
 かつて私も、第1回(1973年=昭和48年)、第2回(74年)の講座に招かれ、講演させていただいた。
 第1回のテーマは「文学と仏教」。その折、取り上げた一つが、「徒然草」であった。
 「枕草子」などと並んで、日本文学史に光る名随筆である。
 きょうは、求道の友と、緑の木陰で、涼風に吹かれながら懇談するような思いで、「徒然草」などをめぐり、また懐かしき恩師の指導を通して語り合いたい。

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