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全国最高協議会  

2006.7.31 スピーチ(聖教新聞2006年下)

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1  全国最高協議会の開催、まことにご苦労さまです。夏の研修は、学会の伝統である。
 責任ある立場に立つ人ほど、自己に厳しく、自己を磨き、光り輝いていなければいけない。
 いくつになっても、心は青年のごとく、きびきびとした清新な息吹にあふれている。それが学会精神である。
 一日一日が前進! 一日一日が勝利! それが学会のいき方である。進まざるは退転であり、仏法は勝負であるからだ。
 戸田先生は明確に指導された。
 「広宣流布という未曾有の大運動は、あらゆる分野にわたっての連続革命であり、連続運動である」と。
 時代は刻々と動いている。変化、変化の連続である。
 例えば、少子化の流れも、想像を超える速さで進んでいる。
 学会の未来部のあり方も、また、私の創立した創価大学、創価女子短期大学をはじめ、創価教育の展望についても、私は将来を見据えて、いち早く対応を協議してきた。
 今や、4割の私立大学(4年制)が「定員割れ」という現状なのである。
 伸びていくところと、落ちていくところがある。
 勝っているところは、どこも真剣である。瞬時に手を打っている。ぼやぼやしていたら、それだけ遅れる。負けの因をつくる。幹部の實任は重大なのである。
2  要・略・広で分かりやすく
 ともあれ、生き生きと、協議会を進めてまいりたい。
 御書には「声仏事を為す」とある。声が大事である。
 「心に響く声」で話すことだ。
 話す内容も、正確で嘘がないかどうか、そして要点がきちっと押さえられているか。戸田先生は、そういう点に厳しかった。
 話には、「要・略・広」の3つがあるのだと指導された。
 つまり、急ぎの場合は要点を、時間があれば、概略を、さらに説明の必要があれば、広く詳しく述べる。
 結論の分からない、だらだらした話は、皆のやる気を奪うだけである。
3  御書を繙け!
 剣豪の修行のごとき教学研鑽が学会の伝統である。とくに青年時代に学んだ教学は、一生の信心の土台となる。
 青年部の諸君は、執念をもって、月々日々に、御書を繙いていっていただきたい。
 大聖人は「行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず」と仰せだ。
 「行学の二道」が仏道修行の根本である。
 この秋(10月1日)には、全国で青年部の教学試験2級が実施される。大成功・大勝利へ向けて、皆で全カで取り組んでまいりたい。

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