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全国代表協議会  

2006.6.27 スピーチ(聖教新聞2006年下)

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1  一、「再会は人生においていつでも愉快なことである」(森下修一編訳『周恩来選集』中国書店)
 これは、中国の大指導者・周恩来総理の言葉である。
 きょう(6月27日)は、全国代表協議会の皆さまと、このように元気に再会することができた。私はうれしい。
 本当にありがとう!
 同志に尽くせ
2  一、戸田先生は、ご自身のそばで戦うリーダーに厳しく語られた。
 「本陣の幹部の使命は、日本国、そして全世界への広宣流布の原動力となることである。広宣流布に走りゆく同志のために、労を借しまないことである。
 そしてまた、本陣の幹部は、全学会を支え、全学会員の模範となって、すべての法戦を、勝利、勝利と決定させゆく、力ある指導者の集まりでなければならない」
 戸田先生は、このようにも言われた。
 「本陣のリーダーは、会員に尽くす先兵である。全責任をもって、広宣流布の人材と組織を護り、発展させゆく使命の人である。賢明で、力ある、模範の存在として選ばれた、広宣流布の闘士なのである」
 さらに先生は叫ばれた。
 「本陣のリーダーは、同志のため、学会のため、令法久住のため、不惜身命の実像を示してゆかねばならない。
 その黄金の魂を持った死身弘法の指導者でなければならない」
 すべては、リーダーである皆さん方で決まる。
 その意味で、戸田先生の遺言のご指導を、そのまま伝えさせていただいた。
 イタリアに戸田城聖庭園
3  一、イタリアSGI(創価学会インタナショナル)のナカジマ理事長から連絡があり、6月17日、ルネサンス期の面影を残す歴史と伝統の街チェルタルド市に、盛大に「戸田城聖庭園」が開園した。
 式典では、戸田先生が好きだった「同志の歌」も演奏された。
 この庭園は、市の駅前にある。花や緑に包まれ、噴水や彫刻が設置された市民の憩いの広場である。
 園内の銘板には、戸田先生の事績と言葉が刻まれている。
 オープニングに出席したアンドレア・カンピノーティ市長は、次のように力強く開園を宣言された。
 「わが市は、西暦2000年に、池田会長を名誉市民として迎えて以来、イタリアSGIとともに、文化・教育を促進してまいりました」「わが市の中で一番、人が行き来するこの場所を、『戸田城聖庭園』と命名し、人間主義の哲学を絶えず思い出す庭園として、今、生きている私たちのために、そして未来の世代のために開園します」と。
 イタリアには、初代会長の名を冠した「牧口常三郎平和公園」(カプライア・リミテ市)や「牧口常三郎通り」(パッシニャーノ・スル・トラジメーノ市、ステア市)がある。
 また、市長も触れてくださっていたが、これまで私は、チェルタルド市をはじめ、イタリアから「43」の「名誉市民」の称号を拝受してきた。
 すべては、“良き市民”として信頼と貢献の活動を展開するイタリアSGIの友のおかげである。心から感謝申し上げたい。
 〈さらに名誉会長には、900年の歴史を誇る世界最古の総合大学、イタリアのボローニャ大学から、「博士」の証である「ドクター・リング」が贈られている。
 また、イタリアの最高峰の勲章の一つである「功労勲章 グランデ・ウッフィチャーレ章」が文学・芸術などの分野におけるイタリアへの功労、社会的な博愛と人道の活動などを讃え、授与されている〉
 イタリアは、青年部も立派に育ってきた。現在、イタリア青年部長を務めるタミコ・カネダさんは、創価女子短期大学の出身である。
 あの国にも、この国にも、“創価の庭”で薫陶を受けた逸材が、光り輝いていく時代に入った。本当にうれしい!
 人をつくれ 人で決まる

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