Nichiren・Ikeda
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日蓮大聖人・池田大作
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5・3記念最高幹部協議会
2006.5.10 スピーチ(聖教新聞2006年下)
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1
大勝利の「5月3日」、本当におめでとう! ありがとう!
学会は勝った。断固として勝った。全同志の皆さまの健闘によって、「創価学会の日」を、すべてに大勝利で飾ることができた。
わが尊き友への感謝を込めて、和歌を一首、お贈りしたい。
千万の
祝賀の万歳
勝ち鬨は
創価の城にも
轟き響かむ
2
弾ける生命力!
来年の5月3日へ、そしてまた「創立80周年の5月3日」を目指して、勇躍の前進を開始したい。
そのためにも、大事なのは、リーダーの生命力である。生き生きとした息吹である。
戸田先生は、よく言われた。
「一人ひとりが、生き生きとした、はち切れるような生命力、ピンと弾けるような生命力を湧き立たせていくことだ」
会合での話一つをとっても、「何としても立ち上がってもらいたい」という強き一念がなければならない。張りのある声で、皆の心を揺さぶる話でなければならない。
御聖訓には「
妙とは蘇生の義なり蘇生と申すはよみがへる義なり
」と仰せである。
妙法を唱え、行じる私たちは、常に生まれ変わったような新鮮な生命力で、はつらつと躍動していくことができる。
また、そうでなければ、真に妙法を実践しているとはいえない。
「一日一日が元朝」「一日一日が出発」との晴れ晴れとした心で、皆に希望を贈る名指揮をお願いしたい。
3
きょう(10日)は、全国の最高指導者の方々が一堂に会した。今年のさらなる勝利へ、そして明年の完全勝利、創立80周年の偉大なる勝利へ、心を一つに、呼吸を合わせて出発してまいりたい。
広宣流布のリーダーは、壮大なる目標を持たなければならない。
大目標を掲げ、そこに向かって必死に戦い、勝ったという歴史をつくることだ。
それでは、戦いに勝つための根本は何か。
どこまでも「祈り」である。
所詮、広宣流布とは仏と魔との戦いである。魔軍を打ち破るには、祈りしかない。妙法の利剣しかない。
複雑な現実があるほど、「祈り」から出発する。ここに、すっきりとわが一念を定めることだ。
そのうえで「行動」である。行動で、祈った方向へと、現実を動かしていくのである。
「祈り」と「行動」が一体となった時、初めて魔を打ち破ることができる。広布を前進させることができる。
さらには「作戦」である。
三国志の英傑・諸葛孔明は、こう言ったと伝えられる。
「智者は戦をしかけるまえに万全の作戦計画を立てて勝利を不動のものとする。
これに対し愚者は、勝利の見通しも立たないまま、やみくもに戦をしかけ、そのあとで活路を見出そうとする」(守屋洋編訳『諸葛孔明の兵法』徳間書店)
その通りである。
リーダーの連帯、綿密な協議が大事である。独りよがりでは失敗する。
日蓮大聖人が「
謀を帷帳の中に回らし勝つことを千里の外に決せし者なり
」と仰せの通りだ。
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