Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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第7回教学部大会――メッセージ 自身と社会のために御書運動を

1975.1.15 「池田大作講演集」第7巻

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1  「日興遺誡置文」にいわく「SA357E」――これこそ私の根本的信条であり、生涯の指針、規範として、日々実践している依文であります。
 いかに御書を論じ、題目を唱えていただいたとしても、この日興上人の御遺誡をわが心として行じなければ、日蓮大聖人の実践の生命をそのまま相伝したとはいえない。ましてや日蓮門下といいうるわけはありません。創価学会の活動をみるとき、そこに草創期以来一貫して変わらぬ偉大な存在意義があることを忘れてはならない。
 更に申し上げたいことは、この御文こそ、自身をみがき、人を愛し、社会を変革し、時代を繁栄させ、文化を絢爛と向上せしめゆく、尊く人類の永遠にして根本的な革命の原点であるということであります。
 そして、それらすべてを実現しゆく具体的な実践として、第一には、唱題であり、第二には折伏弘教であり、組織活動であることはいうまでもありません。しかし、その実践の推進力となり、潤滑油の役割を果たし、活動に普遍性をもたせ、たしかな軌道を敷いていくのは、教学であることは論をまちません。
 皆さん方は、どうか世界一の仏法教学の大博士となって、人を恐れず、世をもはばからず、堂々たる仏法の革命家となって人民を守ってください。その人のみが、成仏の人であると確信していただきたい。
 どんなに美辞麗句を並べる人、反対に批判する人があったとしても、行学に徹せぬその人たちは、水に浮かぶが根なし草のような存在となり、決して成仏を望むことはできません。(要旨)

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