Nichiren・Ikeda
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1 折りおりの先生の姿を綴る。
2 ”星落秋風五丈原”
この土井晩翠の歌を、戸田城聖は特に好んでおられた。四月二日の命日が近づくと、涙しながらじっと聞かれていた、当時の先生の姿が浮かんできてならない。覇道を邪、王道を正義と峻別して生きてこられた先生。この歌には自身の役割があり、学会の魂がある、と胸中深く思っておられたのであろう。私達も、この詩歌は、そして、この精神は永久に肉団に刻まれて離れない。だが、余りにも寂しい故に、今は歌うまい。
3 四海の波瀾収まらで
民は苦み天は泣き
いつかは見なん太平の
心のどけき春の夢
群雄立てことごとく
中原鹿を争うも
たれか王者の師を学ぶ。
丞相病篤かりき。
丞相とは諸葛孔明のこと。