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日蓮大聖人・池田大作

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第114回6月度本部幹部会 近代的センスと独創性をもって

1969.6.25 「池田大作講演集」第2巻

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1  私達の活動は近代的センスと独創性をもって、日々月々前進する戦いでありたいものです。
 そこで、創価学会のスローガンを決めておきたいと思い、ここに発表します。
 これは、時代に即応し、みんなが創価学会に親しみをおぼえ、理解しやすいように考えたもので、これまで、いろいろな形で表現してきたものをまとめたものです。まず、最も根本となるスローガンは『日蓮正宗の創価学会』ということです。
 仏法の根本は、一応、釈迦仏法であります。天台、伝教は、そこに源流を汲みますが、真言、念仏、禅宗等は、亜流であり、キリスト教や回教なども、仏教の大きな影響をうけているとする学者もいるくらいです。
 その釈迦の出世の本懐は、法華経にあった。ところが、釈迦仏法も白法隠没・闘諍堅固の末法に入って効力を失ってしまいました。その時、法華経を色読し、末法の法華経を顕現されたのが日蓮大聖人であり、東洋仏法の真髄は、日蓮大聖人の血脈を受け継いだ日蓮正宗以外に求めることはできません。それを実践するのが、創価学会なのです。
 次にこのスローガンを開くと次のようになります。
 『日蓮大聖人御遣命達成の創価学会』
 『王仏冥合の創価学会』
 『広宣流布の創価学会』
2  更にこれを普遍的に開くと、
 『世界の生命哲学・創価学会』
 『東洋仏法の真髓・創価学会』
 『利善美創造の創価学会』
 『人間主義の創価学会』
 『慈悲と哲理の創価学会』
 『二十一世紀の思想・創価学会』
 以上の六つになります。
 そして、この六つのスローガンを総括していうならば、『仏法民主主義』となります。
 すなわち、西欧においては、キリスト教民主主義、共産圈では人民民主主義、そして第三勢力としての私達の「仏法民主主義」となるわけであります。
 ともあれ、人問革命、家庭革命をはじめ、あらゆることが、このなかに含まれていくことはいうまでもありません。以上のスローガンを大いに駆使し、創価学会の真実の姿を認識させ、広宣流布を更に進めていきたいと思います。

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