Nichiren・Ikeda
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1 これまで何回もいってきたことでありますが、幹部のあり方について話しておきたい。
第一に、細かいところまでよく気がつく幹部であってほしいということです。創価学会には世間の官僚主義の悪弊は、絶対に持ち込んではなりません。幹部は常に誰人をも納得させうる言動に徹しなくてはならないのです。あの幹部のもとなら安心して戦える、やりがいがあると、だれからも慕われる、人生のき機微を知った人こそが、信心の指導者であり、学会の幹部なのです。
2 第二に、後輩に自信を与える幹部でなくてはなりません。たとえ夫婦ゲンカをしていても、まあ、そんなことがあってはならないが、(笑い)後輩がきたら暖かく迎え、自信をつけて広布の戦線へ送り出してあげるぐらいのをもって指導にあたってほしいのです。
3 第三に、幹部は、だれからも好感をもって迎えられるようでなければなりません。あの幹部は感じがいい、すがすがしくサッパリしている、と思われるようでなければ、人はついてゆけないでしょう。ただし、付け焼き刃や表面だけのメッキでは、すぐに地が出てしまいます。生命の内奥からあふれるような円満な人柄であってほしいものです。