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日蓮大聖人・池田大作

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全国代表協議会 広宣流布は青年で決まる

2006.2.23 スピーチ(2006.1〜)(池田大作全集第100巻)

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1  さあ前進! 希望に燃えて
 毎日の戦い、ご苦労さまです!
 尊き同志の皆さま方のおかげで、広宣流布は前進し、学会は希望に燃えて大発展している。
 皆さんの功徳は、子孫末代まで伝わる。これは、御聖訓に照らして絶対に間違いない。
 現在、私が創価の全同志を代表していただいた名誉市民称号は、四百二十を超える。また、妻への名誉市民称号は百四十を超える。
 すべて皆さんの栄誉であり、SGIの友が築いてきてくださった信頼の証である。
 創価学会の目的は何か。それは世界広宣流布である。この地上から「悲惨」の二字をなくし、平和と文化の華を咲かせゆくのだ。ゆえに私は、世界の各地に、真剣に手を打っている。
 どのような広布の戦いでも、根本は「異体同心」の団結である。
 日蓮大聖人が「男女はきらふべからず」と仰せのように、広布の戦いにおいて、男女は一切平等である。
 ますます女性の声が力を持つべき時代になってきた。学会は、その最先端を走ってまいりたい。
 これから、学会本部周辺をはじめとする会館の整備を、いっそう進めていく予定である。
 連日、全国、全世界から多くの友が本部を訪れてくださる。求道心を燃やして集ってこられた皆さんに、ゆっくりとくつろいでいただける環境を整えていきたい。また迎える側は、「ようこそ!」「よく来られましたね」と、温かく声をかけ、心から歓迎していくことだ。
2  下から上へ、建設的な声を
 幹部は同志のためにいる。誠意を尽くせば、皆、気持ちがいい。反対に、つんとして、人の意見も聞かず、威張ってばかりでは、まるで″独裁者″だといわれでも仕方がない。
 もしも、将来、堕落の幹部が出たら、皆が厳しく正すことだ。
 初代会長牧口先生は「下から上を動かせ」と教えられた。
 正しいことは正しい、おかしいことはおかしいと言いきる。建設的な声をあげることである。
 最も大事なのは学会員である。
 私は十九歳の時から、戸田先生と学会を、守りに守ってきた。「師弟不二」を貫いてきた。
 これが、初代、二代、三代と続いてきた、純粋な学会の伝統である。
 この精神を、いかに永遠たらしめるか――広布のリーダーの皆さんは、この一点を真剣に考え、会員の幸福のために、「不惜身命」の決心で戦っていただきたい。
3  「聖教新聞」の創刊五十五周年を記念する祝賀会が各地で行われている。
 参加された来賓の方々から、さまざまな声が寄せられている。とくに、多くの方が、学会の「青年の力」に注目しておられた。どれも、各界のトップの声である。温かいご理解に心から感謝申し上げたい。(=「今日のこれだけの創価学会の発展の一つのカギは、池田名誉会長がつねに青年に光を当て、青年を育ててこられたからだと思います」「多くの団体が後継者育成に悩むなかで、学会は池田名誉会長の尽力によって、青年が陸続と育っています。そうした学会の姿を毎日の『聖教新聞』で拝見するのが楽しみです」「『聖教新聞』からは『若い力』を感じます。池田名誉会長が人材育成に力を入れ、若い人を大切にされていることが紙面から伝わってきます」などの声が寄せられた)
 今、日本の多くの心ある人々が、「学会青年部の熱と力」に、期待している。
 未来の広布を担う青年部の皆さんは、いよいよ「行学の二道」に徹して挑み、自身の信心を鍛えに鍛えていってほしい。

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