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日蓮大聖人・池田大作

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第51回本部幹部会、第5回関西総会、第… 勇気ある魂の炎を燃やせ青年よ羽ばたけ!

2005.7.7 スピーチ(2005.4〜)(池田大作全集第98巻)

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1  常勝関西の底力に世界が喝采
 きょうは、アフリカの名門ガーナ大学から創価大学に留学してこられた、二人の英才が出席されている。(ガーナ大学からの初の交換留学生)
 二人は、一年間の留学を終え、まもなくガーナに帰国される。本当に、ご苦労さまでした。どうか、いつまでもお元気で! お父さん、お母さんに、よろしく。
 「アフリカの世紀」の未来を頼みます! 頑張ってください!(拍手)
 (=名誉会長の呼びかけに、ガーナからの留学生が日本語で「頑張ります!」と答えた)
 本日、私は、ロシアからの連絡を受け取った。それは、ロシアの文化・芸術の最高の賞である「プーシキン金メダル」授与の決定通知であった。
 この栄誉もまた、すべて、同志の皆さまのお力である。本当にありがとう!(拍手)
 (プーシキンは、ロシアが誇る不滅の大詩人。同メダルは、プーシキン生誕二百周年〈一九九九年〉を記念して制定。ロシア芸術家同盟をはじめ、ロシアを代表する十の文化組織の総裁・議長の承認と署名を必要とする)
 きょうは、関西総会、関西青年部総会、おめでとう!
 晴れの総会を記念し、和歌をお贈りしたい。
  大関西
    常勝関西
      わが同志
    三世の果てまで
      輝き征かなむ
 関西の友の戦いは、すばらしかった。いちだんと光っていた。全同志が感動し、讃嘆し、喝采を送っている。
 広布のために走りぬいてくださった、関西のすべての「わが同志」に、くれぐれもよろしくお伝えください!
2  勝つ人生は楽しい!
 人生も、社会も、勝つことは楽しい。勝ってこそ、自分も、人々も、幸福にしていける。
 一方、負けることは、本当につらく、悔しいものである。
 勝つことは、決して当たり前のことではない。その陰には、計り知れない労苦があり、ひたむきな努力があり、必死の闘争がある。
 創価学会があるからこそ、私たちは勝利の人生を歩んでいける。学会とともに歩んでこそ、正義の道を進んでいける。そのことを、絶対に忘れてはならない。
 芸術部の皆さん、ようとそ! いつも本当にありがとう!
 芸術部の皆さんの見事な活躍を心から賞讃したい。皆さんと会えるのは、うれしい。黄金の思い出になる――これが、創価の同志の心である。
 いつもの″芸の顔″もいいが、きょうのお顔も、皆さん、じつにすばらしい。
 仏法には、少しもむだがない。広宣流布のための行動は、すべて、生命の福徳となり、わが身、わが一族を、荘厳していく。そのことを、どうか強く確信していただきたい。
 「晴天グループ」の皆さんにも、深く感謝したい。皆さんの真剣な祈りは、厳然と諸天を動かし、諸仏を動かしていく。異体同心の題目の力は、計り知れないのである。
3  われらの声は″正義の大砲″
 戸田先生は、どんなに忙しくても、青年たちを温かく迎えられた。
 「よく来たな! 未来に大きく羽ばたく諸君だ。私は期待し、信頼しているよ」
 先生は、青年を、こよなく愛された。
 とくに晩年は、″もう青年しかない。青年しか信頼できない。青年が後を継ぐのだ。青年が伸び、青年が増えれば、学会は大きくなり、広宣流布はもっと早く進んでいく″というお心であられた。
 私も今、戸田先生とまったく同じ気持ちである。創価学会は、これからいちだんと、青年に力を入れていきたい。
 ともあれ、青年部の皆さん、本当にようこそ! 皆さんは、よく戦ってくれた!
 全国の同志の奮闘により、意義深き「7・3」を、晴ればれと飾ることができた。大勝利、おめでとう!(拍手)
 また戸田先生は言われた。
 「広宣流布は、思想戦であり、言論戦だ。書きに書かねばならないし、しゃべりにしゃべりまくらなければならない作業であり、大運動なのだ」と。
 どんどん書け。しゃべりにしゃべれ。黙っていてはいけない。言うべきことは、強く言いきっていけ。それでこそ、広宣流布は進むのだ、との戸田先生の厳命である。
 もちろん、聞くべきときは、きちんと聞かなければならない。そのうえで、青年ならば、邪悪を許さぬ、鋭い言論の力を持つべきだ。「一」言われたら、「十」言い返し、打ち返す「反撃力」を磨きぬいていくのである。
 いわれない非難を受けて、黙って下を向いているような意気地なしの青年であってはいけない。
 お見合いじゃあるまいし(笑い)、おとなしくして、かしこまっていては損するだけである。
 相手の生命に叩き込むくらいの執念と勢いで、これでもか、これでもかと反論することだ。真実を語ることだ。沈黙しないことだ。
 生命力に満ち満ちた私たちの力強い「声」――それが″広宣流布の弾丸″である。偏見や無理解の壁を破る″正義の大砲″である。
 わが信念を、わが正義を、どんな相手にも、しゃべって、しゃべって、しゃべりぬいていくのである。それが愉快で、楽しくてしかたないという一人一人になっていってこそ、広宣流布は、いちだんと勢いを増して進んでいく。青年部の皆さん、よろしく頼みます!

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