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日蓮大聖人・池田大作

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第48回本部幹部会、第1回九州総会 人類最高の幸福の大道を誇り高く

2005.4.21 スピーチ(2005.4〜)(池田大作全集第98巻)

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1  「5・3」を祝賀し楽しく朗らかに出発
 晴れやかな5・3「創価学会の日」「創価学会母の日」を記念する本部幹部会、おめでとう!(拍手)
 きょうは、お祝いの集いであり、むずかしい話はなるべく少なくしたい。来てくれた皆さんが「心が軽くなった」「また明日から頑張ろう」と思えるような、楽しく朗らかな出発の集いとしてまいりたい。
 遠く海外から、また全国各地から、本当にご苦労さまです!
 広宣流布のすべての同志が健康で、無事故で、また幸福であるように、私は、いつもお題目を送らせていただいている。
 ご承知のように、世の中が乱れ、悪質な事件が続いている。悪い人間にだまされたり、複雑な問題に巻き込まれてしまっては、あまりに不幸である。私は、大切な皆さんに、絶対に後悔だけはさせたくない。そうしたことで苦しませたくない。皆でたがいに声を掛けあいながら、注意を呼びかけていくことも大事である。
 絶対無事故の祈りを根本として、「前前の用心」を怠らず、聡明にして賢明な価値ある日々を勝ち取ってまいりたい。
2  きょうは「先駆」即「勝利」、「勝利」即「幸福」の大九州総会、おめでとう!(拍手)
 なお、このたびの相次ぐ地震にあらためて、心からお見舞い申し上げます。(三月から四月にかけて、九州北部で強い地震があった)
 九州の同志は、本当に、よく戦い、よく勝った。九州の先駆の心意気が、私は好きだ。にぎやかで、明るい。本当に元気がいい。
 九州の全同志の奮闘に感謝をとめて、私は、本日参加した九州の皆さんの名前を、仏教発祥の地であるインドの創価菩提樹園に永久に留め置くことを提案したい。
 九州の皆さん、本当にありがとう!
 最高幹部は、会合に参加してくださった人たちを心からねぎらい、誠実に応対していくことだ。
 決して、当たり前と思ってはいけない。
 終了後も、役員に任せるだけでなく、幹部が率先して見送ってあげてほしい。そして「あの幹部が、最後まで手を振ってくれた姿が一生涯、忘れられない!」と友の心に焼きつくような、鮮やかな歴史をつづっていっていただきたいのである。
 私もまた、広布の同志との思い出は尽きない。
 第三代会長を勇退した翌年、大きな船に乗って、私のいる神奈川の港に馳せ参じてくださった、四国の友との出会い等々――忘れ得ぬ光景がさまざまに思い浮かぶ。
 ともあれ、広布のリーダーの皆さん方は、名優のごとく、愛する同志とともに″歓喜の劇″を演じながら、勇気と希望あふれる名指揮を執っていただきたい。
3  創立七十五周年、連続勝利の黄金の歴史
 創価学会は、創立以来、ただ広宣流布のために、前進また前進を続けてきた。その途上において、経文のとおり、御書のとおり、たび重なる弾圧を受けてきたことも事実である。
 しかし、あらゆる三障四魔の嵐を乗り越えて、わが学会は、厳然と連続勝利の黄金の歴史を刻んできた。
 反対に、学会を攻撃してきた人物、団体、反逆者等の末路はどうか。いずれも哀れな敗北の姿をさらしていることは、皆さまがご存じのとおりだ。
 まさしく、「過去現在の末法の法華経の行者を軽賤する王臣万民始めは事なきやうにて終にほろびざるは候はず」との御金言のとおりである。
 創立七十五周年の「5・3」を迎え、わが学会はすべてに勝った、と高らかに宣言したい。(拍手)

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