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日蓮大聖人・池田大作

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第四十二回本部幹部会、新世紀第三会中国… SGIの人間革命運動に世界が喝采!

2004.10.7 スピーチ(2004.9〜)(池田大作全集第97巻)

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1  心がわき立つような前進を
 音楽隊の皆さん、すばらしい演奏をありがとう!
 (=席上、音楽隊の創価グロリア吹奏楽団が「世界広布の歌」「世紀の英雄」を演奏。さらに、池田名誉会長の提案で、女子部の友のリクエストに応えて、「世界に一つだけの花」を披露した)
 本当に、よくやってくれた。突然のお願いで、「初めての勤行」のようなところも、少々、あったけれども。(笑い)
 会合の演奏も、学会歌だけでなくていいのである。とくに女子部の皆さんが、「ああ、聴きたかった!」と思うような曲もいいのではないだろうか。
 音楽一つとっても、「明るい!」「すばらしい!」「新しい時代が来たな!」と心がわき立つような前進でありたい。ともあれ、きょうはありがとう!(拍手)
2  海外の友から連絡が入った。
 SGIの皆さまを代表して、私への顕彰が決定したとのニュースである。
 まず、南米「ベネズエラ・ボリバル共和国」では、「ミランダ州教育貢献特別一等章」。
 また欧州では、イタリア北部の街「ニケリーノ市」から「平和の建設者賞」である。
 (ベネズエラでは現地時間七日、イタリアでは同八日に授与式が行われた)
 また、ちょうど今朝、ロシア連邦・サハ共和国を訪れているSGI代表団から報告があった。
 「サハ共和国からも新たに名誉教授称号の決定通知を預かりました」という知らせであった。
 (=サハ共和国のヤクーツク国立農業アカデミーから。授与式は二〇〇七年七月四日、東京で行われた)
 まさに世界に渦を巻くように、SGIに対する賞讃の声が広がっているのである。(拍手)
3  今回は、ドイツからも、多くの研修メンバーがおいでになっている。遠いところ、ご苦労さま!
 ダンケ!(ありがとう) 本当にうれしい!
 きょう十月七日は、四十三年前に私がドイツに第一歩をしるした記念日である。(一九六一年、当時の西ドイツ)
 その翌日の十月八日、私は西ベルリン(当時)を訪問した。「ベルリンの壁」を望みながら、平和のため、ドイツのために、深い決意をこめて題目を唱えた。同行の友に、「三十年後には、きっと、このベルリンの壁は取り払われているだろう」と語ったことも懐かしい。
 私は同志とともに誓いあった。
 「壁のない平和な世界を作ろう。そのために対話を! 行動を! 潮流を!」と。
 ベルリンの壁が崩壊したのは、この初訪問から二十八年後の一九八九年のことである。
 「冷戦の終結」に対するSGIの貢献を、識者や研究者が高く評価していることは、皆さまもご存じのとおりである。
 (=冷戦終結の立役者であったゴルバチョフ元ソ連大統領は、名誉会長に語っている。「あなたはご自身の平和旅によって、鉄のカーテンのもとでも、平和への対話や民間外交が可能であることを証明しました」〔『二十世紀の精神の対話』。本全集第105巻収録〕)
 ドイツの広宣流布の前進は、まことに目覚ましい。大文豪ゲーテが「ここから見るライン河が一番美しい」と絶讃した地には、「ヴィラ・ザクセン総合文化センター」がある。
 ユゴーも愛した、世界的に有名な天地である。
 このライン河流域は、ユネスコの世界遺産にも登録されている。ドイツの皆さん、おめでとう!(拍手)
 私は、これまで大勢の方々と友情を結び、対話を重ねてきた。
 その一人、統一ドイツのヴァイツゼッカー初代大統領も、このヴィラ・ザクセン総合文化センターに来られている。(九五年九月二十三日)
 これまで多くの識者が訪れ、建物の歴史的意義に感銘を寄せていた。
 この九月十二日には一般公開され、千人を超える市民の皆さんが来てくださった。地元市民の要望で聞かれた仏法入門講座も大盛況だったということである。
 (同センターは地元ビンゲン市の重要文化財。ヨーロッパの「歴史的遺産公開の日」に合わせて、毎年、市民に建物を開放する「オープン・デー」を開催。二〇〇四年で十一回目を迎えた)

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