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日蓮大聖人・池田大作

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海外代表協議会 創価の勝利は対話の勝利―女性の勝利!

2004.7.17 スピーチ(2004.1〜)(池田大作全集第96巻)

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1  SGIは世界の「平和の柱」
 暑いなか、SGIの代表協議会の開催、たいへんにご苦労さまです。
 きょうは、イタリアをはじめとする欧州、さらに韓国、アルゼンチンの代表が集ってくださった。また、ブラジル婦人部の皆さん、ようこそお越しくださいました。お元気な皆さん方にお会いできて、本当に、うれしい!
 おかげさまで、わがSGIは、世界百九十力国・地域に広がった。地球のいたるところで、SGIの友が活躍する本格的な世界広布の時代に入ったのである。
 私たちの人間主義の運動に、世界の第一級の知性の方々も、熱いエールを送ってくださっている。わがSGIは、「平和の柱」「哲学の柱」「信頼の柱」として、世界に堂々と、そびえ立っているのである。
 反対に、嫉妬と欲望に狂って、大恩ある学会を切り、わが同志を苦しめた日顕宗の末路は、どうであるか。日蓮大聖人が「終にほろびざるは候はず」と、ご断言されたとおり、みじめなまでに、衰亡の一途をたどっている。
 学会は、そしてSGIは、極悪の日顕一派に敢然と打ち勝った。広布破壊の邪悪な陰謀を、完膚なきまでに打ち砕いたと宣言したい!(拍手)
2  妙法を流布して、不幸になることは断じてない。
 大聖人は「末法において法華経を行ずる者を、諸天善神が必ず守護する」(御書750㌻、通解)と仰せになっている。
 さらにまた、「(この御本尊を身に持つ者を)一切の仏や神等が集まって、昼夜にわたって、影のように護られるであろう」(御書1477㌻、通解)とも仰せである。
 広宣流布に進む人を、諸天は断じて護る。いわんや、海外の大変な環境のなかで戦う皆さま方である。諸天や諸仏が厳然と護ってくださることは間違いない。
 草創期、創価学会は、「貧乏人と病人の集まり」と、さんざん悪口され、バカにされたものである。しかし、二十一世紀を迎えた今、学会は、あらゆる次元において、ゆるぎない「日本の柱」となった――そういう声が数多く寄せられる。
 仏法は正しい。広布の人は、最後は必ず勝つのである。
 皆さまは、毎日毎日、幸福の種を蒔き、育てておられる。たとえ、すぐには花が咲かなくても、時が来れば、必ずや、福徳の大輪が咲き薫る。それを確信するのが信心であり、仏法である。
3  ブラジルに模範の「笑顔と友愛のスクラム」
 あらためて、世界広布の太陽であるブラジルの婦人部の皆さん、本当にご苦労さま!
 ブラジルの著名な詩人であるコラ・コラリーナは謳った。
 「待つならば、きょう、生命の大地に植えこんだ良き種の収穫を待ちましょう!
 植えるならば、いく百万の笑顔とスクラムと友愛を植えましょう!」
 婦人部結成の月である本年六月、ブラジル婦人部の皆さんは、二千四百五十四会場に、友人を交えて約十万人が集いあい、楽しく、にぎやかに婦人部総会を開催された。
 まさに世界の模範の「笑顔と友愛のスクラム」が広がった。本当におめでとう!
 さらに、ブラジルの有名な作家エリコ・ヴェリッシモの言葉に「幸福とは、人生が空しく過ぎ去っていないとの確信を持つことだ」とある。
 皆さま方こそ、まことの充実と歓喜と福運の一日また一日を、さっそうと進みゆかれる「幸福博士」なのである。
 幸福とは、どこか別の世界にあるのではない。財産があるから、有名だから、幸福ともかぎらない。むしろ、それが不幸の原因になることがあまりに多い。
 大事なのは「心」である。「心こそ大切なれ」である。
 心に「正しい信仰」を持った人が、いちばん幸福なのである。永遠の幸福を勝ち取ることができるのである。
 どうか、お帰りになりましたら、尊き同志の皆さま方、ご家族の皆さま方、友人の皆さま方に、くれぐれもよろしくお伝えください。

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