Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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全国最高協議会 強くあれ! 勇敢なる人生は幸福!

2004.2.18 スピーチ(2004.1〜)(池田大作全集第96巻)

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1  迅速に! チャンスは今
 仏法は、勝負である。日蓮大聖人の仏法を持った私たちは、信心においても、生活においても、断じて勝たねばならない。強くなければならない。
 強ければ、磁石のように、多くの人をひきつけられる。大勢を、善の方向へ、幸福の方向へ、勝利の方向へと、引っ張っていくことができる。
 弱ければ、とたんに、皆が離れていく。むなしく滅んでいくだけである。
 ゆえに、いかに悪戦苦闘であろうとも、勝って勝って、勝ち抜いていくことだ。
 それが人生の鉄則であり、その前進の根本の力が仏法なのである。
2  全国の最高協議会の開催、本当にご苦労さま!
 この二月も、全同志の師子奮迅の大闘争によつて、わが学会は、仏勅の広宣流布へ堂々たる大行進を続けている。
 さらに、日蓮大聖人の太陽の仏法は、今や、世界百八十七カ国・地域へと広がった。創価学会は、民衆の一大平和勢力として、大きな期待を集めている。
 御本仏の「広宣流布せさせ給うべきなり」とのお言葉を、事実のうえで、実現しているのは、わが創価学会しかない。
 日蓮大聖人のご賞讃はいかばかりであろうか。また、牧口先生、戸田先生がどれほど喜んでくださっていることか。
 今こそ、チャンスである。強く、強く、どこまでも強く、正義を堂々と語りぬき、万年の広宣流布の基盤を築いてまいりたい。
 仏法の賞罰は厳然である。
 仏意仏勅の学会を私利私欲のために利用したり、大恩る学会を裏切ったりした者は、必ずや諸天から裁かれる。こう戸田先生は断言された。
 反対に、広宣流布にわが身を捧げ、懸命に尽くしていく人は、自分自身はもちろん、先祖も、そして子孫末代までも、計り知れない福徳に包まれていく。それは、御聖訓に照らして、絶対に間違いない。
3  指導者の使命
 マハトマ・ガンジーは叫んだ。
 「勇敢であることは、精神性の第一の条件である。臆病者は道徳的ではあり得ない」(浦田広朗訳、『私にとっての宗教』新評論)
 古代ギリシャの『プルターク英雄伝』の次の言葉が、私は、青春時代から好きであった。
 「真の勇気にとってはなにごとも不可能ではなく、これに反して怯儒(=臆病で意志が弱い)にとってはなにごとも可能でない」(鶴見祐輔訳、潮出版社)
 つまり、勇気である。勇気こそ一切の勝利の源泉であるということだ。
 広宣流布という大正義の勝利のために、勇敢に、前進また前進の指揮をとっておられる、大切な大指導者の皆さま方! 遠いところ、多忙なところ、本当によく来てくださった。
 大変ではあるが、指導者は、戦い続けてこそ指導者である。広布に打ち込んだ分だけ、自分の歴史ができる。すべてが福運となるのである。
 御聖訓には「大将軍よはければ・したがうものも・かひなし」と仰せである。
 指導者の一念いかんで、広布の勢いは決まる。
 広布の前進いかんによって、その地域の福徳も、人材の成長も決まってしまう。指導者の責任と使命は、限りなく大きい。

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