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日蓮大聖人・池田大作

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第三十二回本部幹部会、第二回全国青年部… 対話と友情の大連帯 正義の学会は勝った!

2003.11.13 スピーチ(2003.7〜)(池田大作全集第95巻)

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1  仏法は勝負勝つための信心
 偉大なる団結の大勝利、おめでとう!(拍手)。勝つことは楽しい。勝てば、皆が愉快だ。
 仏法は、勝つためにある。最後に勝つのが、われらの信心なのである。
 世法は評判。国法は賞罰。仏法は勝負である。
 勝つか負けるか。勝負を決するために仏法はある。勝つために信心がある。真実の仏法を実践する者は、必ずや、社会で勝ち、人生で勝ち、あらゆる仏敵に勝ちぬくことができる。
 そして、見事に今世を勝ち飾れば、三世永遠に崩れぬ幸福境涯を、わが胸中に築いていくことができる――これが釈尊、天台、そして、日蓮大聖人の厳然たるご確信であられた。
 信心とは、幸福になるための戦いである。幸福になるために、断じて勝ちぬきましょう!(拍手)
2  学会員の皆さんは毎日、本当に忙しい。一年を何年分にも生きている。
 折伏をやり、「聖教新聞」の拡大をやり、個人指導をやり、座談会をやり、唱題会をやり、教学をやり、さらに毎日の勤行。家庭のこと、地域友好の活動、職場での戦いも大変だ。
 しかし、大変だからこそ、無量無辺の功徳を得られる。金剛不壊の幸福を勝ち取ることができるのである。これが仏の境涯である。
 ともあれ、正しい仏法を持ち、人のため、社会のため、平和のために戦っている団体は、創価学会しかない。それほどに尊く、偉大な人生を生きているのが、皆さま方であると私は申し上げたい!(拍手)
3  ナチスと戦った詩人ブレヒト
 二十世紀に活躍したドイツの詩人・劇作家にブレヒトがいる。彼の革新的な演劇は、世界的に注目された。
 第一次世界大戦。医学生だった彼は、在学中に召集され、陸軍病院で懸命に働く。その後、作家活動を始める。
 ナテスの台頭期。彼は「反ナテス」を声高らかに叫んで戦う。ナテスに市民権を剥奪され、亡命。著作は禁書とされ、焼かれた。
 いつ捕えられるか。いつ殺されるか。一九三三年以降、亡命生活は十五年にわたった。
 あの町からこの町へ。あの国からこの国へ。ヨーロッパ各国、アメリカなどを転々としながらも、わが信念を絶対に曲げなかった。ナチスを攻撃する詩や劇など傑作を書きつづったのである。
 作品には、『三文オペラ』『ガリレイの生涯』など多数がある。今も多くの人に愛読されている。

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